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イラクがこんな時期に「酒禁止法」可決の謎
この新法がどれほどの効果をもつのかは実際、動き出してみないとわからない。クルディスタンにこの法律が適用されなければ、クルディスタンからの酒の密輸(?)が増えるだけで、クルド人を利するだけだとの意見もある。酒が地下化すれば、かつての米国の禁酒法時代のように闇経済が横行し、犯罪が増加する可能性もあるし、また質の悪い密造酒が流通すれば、健康被害も出てくるかもしれない。
ツイッター上では「منع_الخمور_في_العراق#」(イラクで酒禁止)というアラビア語のハシュタグでたくさんのツイートが現れている。その大半は法律に否定的である。
現在、酒が完全に禁止されているのはイスラーム諸国のなかでもサウジアラビアやクウェートなどほんのわずかである。多くの国ではホテルなど特定の場所に限定したり、ムスリムにだけ禁酒を適用したりしている。実は厳格なイスラーム共和国のイランですら、非イスラーム教徒の飲酒は許されているのだ。またサウジアラビアでも全面禁酒になったのは1952年で、それ以前は比較的自由に酒が飲めたといわれている(クウェートの全面禁酒は1964年)。イラクははたしてどこに向かおうとしているのだろうか。
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