ニュース速報
ワールド

豪シドニーのロシア領事館に車が突入、39歳男を逮捕

2025年09月01日(月)14時21分

 9月1日、オーストラリア警察や地元メディアによると、シドニーでロシア領事館に車が突っ込み、男が逮捕された。写真は衝突した車両を確認する警察官ら。同日、事故現場付近で撮影(2025年 ロイター/Hollie Adams)

Kirsty Needham

[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア警察によると、シドニーで1日、ロシア領事館に車が突っ込み、39歳の男が逮捕された。警官が手を負傷したという。

ニューサウスウェールズ州警察は声明で、ロシア領事館の所在地と一致する住所の私道に無許可の車両が駐車されているとの通報を受け、警官らが午前8時(日本時間午前7時)過ぎに出動したと説明。警官が運転手の男と話をしようとしたところ、男が車で敷地の門に突っ込んだとしている。

目撃者によると、警察官が運転手に車から降りるよう指示した後に車がゲートに突入したという。

この目撃者は匿名を条件に「警察官は彼に車から降りるよう求め続けたが、彼は車から降りなかった。警察官は銃を抜いた」と証言した。

豪テレビ局スカイ・ニュースとナインの映像には、ロシア国旗のポールの横に窓が割れた状態の白いスポーツ用多目的車(SUV)が放置されている様子が映っている。地元メディアによると、現場はシドニー郊外ウーララにあるロシア領事館の敷地だという。

ロシア領事館の関係者はこの件についてコメントを控えた。

領事館は一時閉鎖され、その後再開された。

警察は「領事館や地域社会に対する差し迫った脅威は今のところない」と付け加えた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国主席、新たな世界秩序ビジョン表明 上海協力機構

ワールド

インドネシア学生・市民団体、1日の抗議活動中止 治

ワールド

豪シドニーのロシア領事館に車が突入、39歳男を逮捕

ワールド

トランプ氏と至った「理解」、ウクライナ和平へ道開く
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:健康長寿の筋トレ入門
特集:健康長寿の筋トレ入門
2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体」をつくる4つの食事ポイント
  • 2
    首を制する者が、筋トレを制す...見た目もパフォーマンスも変える「頸部トレーニング」の真実とは?
  • 3
    上から下まで何も隠さず、全身「横から丸見え」...シャロン・ストーンの過激衣装にネット衝撃
  • 4
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 5
    「体を動かすと頭が冴える」は気のせいじゃなかった⋯…
  • 6
    映画『K-POPガールズ! デーモン・ハンターズ』が世…
  • 7
    就寝中に体の上を這い回る「危険生物」に気付いた女…
  • 8
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 9
    シャーロット王女とルイ王子の「きょうだい愛」の瞬…
  • 10
    世界でも珍しい「日本の水泳授業」、消滅の危機にあ…
  • 1
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 2
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット民が「塩素かぶれ」じゃないと見抜いたワケ
  • 3
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 4
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 5
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 6
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 7
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 8
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 9
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 10
    脳をハイジャックする「10の超加工食品」とは?...罪…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中