日米首脳が電話会談、石破首相「米関税に関する閣僚協議の加速で一致」

6月13日夜、石破茂首相(写真右)は、米国のトランプ大統領(左)と電話会談を行ったことを明らかにした。米国の関税措置を巡り、日米双方に利益となる合意の実現に向けて担当閣僚間の協議を加速させることで一致したという。ワシントンで2月撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)
Kentaro Sugiyama
[東京 13日 ロイター] - 石破茂首相は13日夜、米国のトランプ大統領と電話会談を行ったことを明らかにした。米国の関税措置を巡り、日米双方に利益となる合意の実現に向けて担当閣僚間の協議を加速させることで一致したという。記者団の取材に語った。
首相によると、電話会談は日本側から打診。米国の関税措置に関して日本側の考え方を改めて伝えた。首相は「われわれとして撤廃を求める立場に何ら変わりない」と強調した。
来週の主要7カ国首脳会議(G7サミット)で会談を行い、日米協力について議論を深めることも確認した。