イラン、米との協議「無意味」 イスラエル攻撃巡り不信募らす

イラン外務省は13日、同国へのイスラエルの攻撃を米国が支援していると非難し、核問題を巡る米との協議はもはや「無意味」だと指摘した。米とイランの協議は15日にオマーンで行われる予定だが開催されるか不透明になっている。2022年1月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[カイロ 14日 ロイター] - イラン外務省は13日、同国へのイスラエルの攻撃を米国が支援していると非難し、核問題を巡る米との協議はもはや「無意味」だと指摘した。米とイランの協議は15日にオマーンで行われる予定だが開催されるか不透明になっている。
イランメディアによると、外務省報道官は「(米国は)対話を無意味にする行動をとった」とし、米国はイスラエルのイラン攻撃を容認しておいて、イランと交渉する主張することはできないと指摘した。
さらに、イスラエルは外交プロセスに「影響を与えることに成功した」とし、イスラエルの攻撃は米政府の許可なしでは実現しなかったと主張した。
トランプ米政権は、イラン攻撃についてイスラエルから事前に連絡を受けていたとしたが関与は否定している。