最新記事
就職活動

面接の服装で合否が決まるのはおかしい? 面接官に「不適切」と注意された女性、当時の格好が物議

Millennial asks for opinions as job interviewer says outfit 'inappropriate'

2025年6月14日(土)13時21分
メリッサ・フルール・アフシャー
面接での不適切な服装に不採用に

Pixel-Shot/Shutterstock

<面接官から注意を受けた女性が当時の服装を公開すると、自分も「髪型」や「靴」で不採用になったとする共感の声とともに、「カジュアルすぎる」と指摘する声も>

職探しをしている女性が最近、企業の面接に臨んだところ、服装が「不適切」だという理由で不採用になったとTikTokで明かして反響を呼んでいる。女性は面接の際の服装を投稿で公開しているが、これを見た人たちからは「面接にはちょっと...」「何も問題ない」など、賛否両論の声が起きた。

■【写真】採用面接でこの服装は「不適切」? 面接官から注意された女性、公開した「当時の格好」に賛否の声

アセル(本人の希望によりフルネームは非公表)4月29日にTikTok上で共有した動画で、問題となった面接時の服装を紹介した。

ユーザーネーム@heylady_12のアセルは投稿の中で「面接を担当したマネージャーから『君の服装は面接にふさわしくない』と言われた」と述べ、こう続けた。「私の服装のどこがいけないの?」

シンプルでほぼ答えを求めていないような動画だったが、これが瞬く間に大きな反響を呼ぶ話題へと発展した。動画を見た多くの人、特に女性たちにとって、アセルの悩みは共感できるものだった。

2年前に夫と3人の子どもたちと共にキルギスからアメリカに移住した37歳のアセルは、新しい国、新しい言語、職場に関する新しい常識やマナーに馴染もうと懸命に努力してきた。アメリカで最初に就いた仕事は、ウォルマートのレジ係という地味ながらも大変な仕事だった。銀行・金融業界で働いた経歴を持つアセルは新天地でも同じ分野で働くことを目指していたが、その道のりは困難なものだった。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:中国で値下げ競争激化、デフレ長期化懸念 

ワールド

米政権、農場やホテルでの不法移民摘発一時停止を指示

ワールド

焦点:イスラエルのイラン攻撃、真の目標は「体制転換

ワールド

イランとイスラエル、再び相互に攻撃 テヘラン空港に
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 2
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生きる力」が生んだ「現代医学の奇跡」とは?
  • 3
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されずに「信頼できない人」を見抜く方法
  • 4
    林原めぐみのブログが「排外主義」と言われてしまう…
  • 5
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 6
    構想40年「コッポラの暴走」と話題沸騰...映画『メガ…
  • 7
    逃げて!背後に写り込む「捕食者の目」...可愛いウサ…
  • 8
    「結婚は人生の終着点」...欧米にも広がる非婚化の波…
  • 9
    メーガン妃の「下品なダンス」炎上で「王室イメージ…
  • 10
    先進国なのに「出生率2.84」の衝撃...イスラエルだけ…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 5
    ふわふわの「白カビ」に覆われたイチゴを食べても、…
  • 6
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 7
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 8
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 9
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 10
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中