カーク暗殺の直後から「極左」批判...トランプ政権が完全無視した「都合の悪い真実」とは?
キンメルだけではない。カークのシンパにとって受け入れ難く感じられる発言をした多くの大学教員や公職者たちが職を追われ、非難を浴びている。
カーク暗殺事件の結果として、誰もが許せない行為だと非難しているはずの政治的暴力が増える可能性が高まってしまった。楽観的に考えれば、いまアメリカの社会では、一時的に全体主義的な熱狂が高まっているだけなのかもしれない。
この国の歴史を振り返れば、そのような時期がこれまでも時折あった。
しかし、私が恐れているのは、カークが暗殺されて以降の2週間ほどの間に、アメリカがまたいっそう権威主義体制に近づいたという可能性だ。
現在のアメリカの指導者たちがおぞましい事件を利用して政治的な対立勢力を攻撃し、悪者として仕立て上げ、憎悪の標的にしようとしていることの意味はあまりに大きい。
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