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バイオ3Dプリンターで指の神経再生に成功 臓器移植にアンチエイジング、代替肉での活用も常識に?
BCCリサーチによると、バイオプリンティングの世界市場は2022年の段階で24億ドルと見られ、2027年には50億ドルに達すると予測されています。
この分野の研究者の中には、「20年後には臓器移植待ちをする人はいなくなるだろう」と語る人もいます。患者は、自分の細胞から作られた臓器をバイオ3Dプリンターで手に入れることができると考えるからです。さらに、自分の細胞を使えば、臓器移植による拒絶反応のリスクもほぼなくなります。
欧州宇宙機関(ESA)は、長期の宇宙探査や惑星定住の際には、バイオ3Dプリンターが医療を支援すると考えています。美容業界では皮膚組織をプリントすることでアンチエイジングに役立つと注目しています。
20年以内には生活の常識に
バイオ3Dプリンターは、医療分野だけでなく、すでに代替肉産業で活用されています。
フライドチキンで日本でもお馴染みのKFCは、バイオ3Dプリンターメーカーと協力してチキンナゲットの代替肉を開発しています。鶏の細胞と植物材料から製造された代替チキンは味がほとんど変わらず、温室効果ガス削減にも貢献するといいます。ファッション業界では、バイオ3Dプリンターが一般的になれば、動物虐待をせずに革を使った洋服を生産できると歓迎しています。
バイオプリンティングは過去10年で急成長した新技術で、私たちの身の回りではまだ見かけないかもしれません。けれど、20年以内に私たちの医療や生活の中に常識として入り込む可能性が高いものなので、今から自分はどのような距離感で接するべきなのか──たとえば医療は受け入れるが、バイオ3Dプリンティングの代替肉は食べたくないなど──を考えて心の準備をしておいたほうがよいかもしれません。
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