- HOME
- コラム
- 湯川鶴章のテクノロジーフィクション
- 人工知能が加速させるボイス革命
人工知能が加速させるボイス革命

一方でAppleはMeekerリポートで「iPhoneは山を超えた」と評されているし、音声技術に関して関しても最近は目立った発表がない。米国のテック系メディアやブログの中には「Appleは過去の企業になりつつある」という論評がちらりほらり出始めている。
しかし実は、スマホの次のスマートホームの時代には音声が基幹技術になることを、故スティーブ・ジョブズは生前に既に見抜いていた。Appleのスティーブ・ジョブズの伝記に、ジョブズがあるとき「AppleTVの未来が見えた!こうすればいいんだ!」と叫んだというくだりがある。伝記の中では、それがどのような技術なのかは明らかになっていないが、後にジョブズの後継者となったTim Cook氏が、ボイスコマンド機能をAppleTVに搭載する構想を明らかにしている。
ジョブズは、なんとしても音声技術を取り込みたかったようだ。ジョブズが手がけた最後の大型買収はsiriだった。ジョブズは病院からsiriのCEOに直接電話をかけて、Apple傘下に入るよう口説き落としたのだという。
そのジョブズの方針は現在もAppleの中で健在のようだ。Cook氏率いるAppleは、siri以降にもAIや音声のベンチャーを次々と買収している。前出のVocalIQ社もAppleが買収している。このほか、iPhoneのカメラで顔の43の筋肉の変化を読み取り、感情を認識する技術を持つEmotient社など、表面に出てこないような買収を繰り返しているようだ。これらの技術のほとんどすべてがiPhoneの対話エンジン技術やスマートホーム機器に取り込まれていくことになるだろう。
Appleは、どこよりも先に製品を出すのではなく、二番煎じと揶揄されながらもその完成度の高さで最終的にシェアを奪うという戦略をこれまで取ってきた。音声技術やスマートホームの領域で表立って目立った動きをまだしていなくても、無視できるプレーヤーではない。
さてスマホの次のパラダイムの覇権争いでは、私の予想通りにAmazonが逃げ切るのか。それともGoogle、Facebook、Appleが逆転するのだろうか。
【著者からのお知らせ】有料オンラインサロンを運営しています。最新の情報を入手したい方にお勧めです。
AppleとOpenAIの提携は何を意味するのか 2024.06.13
AIは今後も急速に進化する? 進化が減速し始めた? 2024.06.05
AI自体を製品にするな=サム・アルトマン氏からスタートアップへのアドバイス 2024.05.29
汎用AIが特化型モデルを不要に=サム・アルトマン氏最新インタビュー 2024.05.27
マーク・ザッカーバーグ氏インタビュー「なぜAIを無料公開するのか」 2024.05.14
AIエージェントの時代はどこまできているのか 2024.05.07
生成AIでネット広告はどう変わるのか 2024.04.25
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/web系SE・PG/東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩2分/東京都
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
経理/外資系に強い会計ファームでの会計サービス担当募集
株式会社ビーピーエム アソシエイツ
- 東京都
- 年収450万円~900万円
- 正社員
-
社会保険・給与/外資系に強い会計ファームで給与計算担当の募集
株式会社ビーピーエム アソシエイツ
- 東京都
- 年収450万円~900万円
- 正社員
-
東京「税務マネージャー」 世界5大会計事務所/外資クライアントメイン/フレックス・在宅勤
BDO税理士法人
- 東京都
- 年収600万円~1,000万円
- 正社員






