コラム

日本企業の悪しき慣習はコロナで駆逐される

2020年07月15日(水)19時15分
石野シャハラン(異文化コミュニケーションアドバイザー)

世の中には多様な職種がある。エッセンシャルワーカーと呼ばれる、現場に行かないと仕事にならない人も多い。しかしリモートで仕事ができる人、そして今後もリモートで仕事をしたい人にとって、このコロナ危機はチャンスだ。「自分の命は自分で守るもの」だし「感染を広げないためにはリモートワークは有効」である。必要時には出社する柔軟な対応もしつつ、上司に監視されなくても仕事を成し遂げられること、十分に成果を上げられることを毎日証明し、それを盾にとってリモートで仕事をする権利を確立していかないといけない。

それには個人が自律して働くと同時に、言うべきことは言い、上司も部下に明確なゴールと評価を与える企業文化を育てる必要がある。そういう職場では、先輩後輩の力関係だとか、飲みニケーションだとか、男女の扱いの違いとか、出社が5分遅れたら半休扱いとか、そういった理不尽な古い企業文化は駆逐されるだろう。

toykyoeye_ishino_profile_w100.jpg石野シャハラン
SHAHRAN ISHINO
1980年イラン生まれ。2002年に留学のため来日。日本人女性と結婚し、2015年日本国籍取得。異文化コミュニケーションアドバイザー。シャハランコンサルティング代表。@IshinoShahran

<本誌2020年7月7日号掲載>

【関連記事】コロナ禍で露呈した「意識低い系」日本人

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