「アメリカの経営者は終わってる」──Coldplay「キスカム」事件が示す、彼らに圧倒的に「足りないもの」
What Coldplay Kisscam Scandal Says About America's Leadership Crisis | Opinion
いま必要なのは「ロックスターCEO」ではない。自分の弱さを理解し、その影響を引き受け、目を開いたまま導けるリーダーだ。アメリカはそれを求めている。果たして、リーダーたちは鏡を見るのか? それとも次の炎上ネタに向けてポーズをとり続けるのか?
皮肉なことに、あのコールドプレイのバイラル動画には象徴的な意味が重なっている。バンドの代表曲「Viva La Vida」は、こんな告白で始まる。
Seas would rise when I gave the word.(言葉ひとつで海が動いた)
Now in the morning I sleep alone...(いまでは朝、ひとりで目覚め)
Sweep the streets I used to own.(かつて自分が支配した街を掃き清めている)
敵によってではなく、自らの盲点によって崩れていったリーダーたち。その姿に、まさにふさわしいアンセムだ。
レス・T・チョルバ(Les T. Csorba)
ハイドリック&ストラグルズのCEO・取締役会向けコンサルティングパートナー。8月刊行予定の書籍『Aware: The Power of Seeing Yourself Clearly』の著者でもある。
※本記事は筆者の見解に基づいています。
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