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ECBが金利据え置き、4会合連続 インフレ見通し一部上方修正
2025年12月18日(木)23時34分
欧州中央銀行(ECB)は18日に開いた理事会で、政策金利を据え置くと決定した。1月撮影(2025年 ロイター/Wolfgang Rattay)
Balazs Koranyi
[フランクフルト 18日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は18日に開いた理事会で、政策金利を据え置くと決定した。据え置きは4会合連続で、予想通り。同時に発表した景気予測では、成長率とインフレ率の見通しを一部上方修正した。これにより、市場で一段の利下げはないとの見方が強まるとみられる。
ECBは声明で「特に内需のけん引により、経済成長は9月時点のの予測よりも力強くなると予想される」とした。
ECBは最新の「スタッフ見通し」で2026年のインフレ率見通しを1.9%とし、従来の1.7%から上方修正。27年については1.8%と、前回9月時点の1.9%からやや引き下げた。





