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「ヒョウ柄」に染められた母犬の悲劇...炎天下で9匹の子犬と取り残され

Shelter Gets Call About Mama Dog, Then They See Her Fur—'We Have a Leopard'

2025年6月13日(金)11時20分
ジャック・ベレスフォード

飼い主は最終的に、これ以上は面倒を見きれないと判断し、レインボー・ブライトと子犬たちの引き渡しに同意した。

EAMTたちはすぐに行動を開始し、母子をAHSの「レイジン・アニマル財団 セカンドチャンス動物外傷病院」へ搬送した。この病院は全米でも最大級のホームレス動物向けの一次救命施設として知られている。

「診察の際、レインボー・ブライトの体温は40.9度もあった。冷たいタオルを使って平熱まで下げた」とカサドス氏。「さらに、彼女は授乳中の母犬にもかかわらず痩せすぎており、母体と子犬の健康を守るためのカロリーが不足していた」

幸いにも、レインボー・ブライトと子犬たちは回復に向かっており、もしAHSが通報を受けていなかったら結果は違っていたかもしれない。

「発見時の状況は非常に危険だった。灼熱の太陽の下で水もなく、しかも子犬の世話をしている状態では、母子ともに深刻な結末を迎えていた可能性が高い」

その後、レインボー・ブライトと9匹の子犬たちはAHSの「マタニティ・スイート」と呼ばれる静かで安心できる環境に移された。ここは妊娠中または授乳中の母犬と子犬のための専用スペースとなっている。

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