最新記事
英王室

ヘンリー&メーガン夫妻にとっては「悪夢の動画」...「ストーカーは完全な計画を立てられる」

Prince Harry and Meghan Security Nightmare is Viral on TikTok

2023年9月16日(土)18時23分
ジャック・ロイストン

「それを内部画像と組み合わせれば、3Dモデルができたも同然だ。攻撃や強盗を企てる者にとって、これは極めて有益な情報だ。だから大問題なのだ」

個人が衛星画像の公開を拒否できるようにすべきだと、ボンバーグは提言している。

19のバスルームがあることで有名なこの邸宅は、ヘンリー王子夫妻が、ケンジントン宮殿を出て2020年にカリフォルニア州で新生活を始めたときに購入した家だ。それ以前のアメリカでの最初の数カ月は、俳優タイラー・ペリーの家で過ごしていた。そのとき、パパラッチがドローンを上空に飛ばし、息子のアーチーが、メーガン妃の母親ドーリア・ラグランドと敷地内で遊ぶ姿を写真に収めた。

ヘリを低空飛行させて自宅の内部を撮影

この画像は、ドイツの芸能雑誌ブンテに売られた。ヘンリー王子夫妻は、カリフォルニア州で訴訟を起こし、パパラッチ・エージェンシーのX17は謝罪を発表している。

その前の2019年には、ヘンリー王子夫妻はイギリスの田舎町コッツウォルズの家に引っ越した。しかし、パパラッチ・エージェンシーのスプラッシュがヘリコプターでこの家を空撮したため、退去せざるを得なくなった、と2人の弁護士は主張する。

弁護士のジェラード・ティレルは当時、ロンドンの高等法院で次のように述べた。「この物件は、ヘンリー王子が2人のために選んだものだ。農地に囲まれた人里離れた場所にあり、カメラマンが立ち入るような場所から離れているため、高いレベルのプライバシーを保つことができると判断したためだ」

「ところが、ヘリコプターが家の上を低空飛行し、スプラッシュは、リビングエリアとダイニングエリア、そして、ベッドルームの撮影に成功した」「この写真が公開されたことで、ヘンリー王子とその居宅の安全性が著しく損なわれ、ヘンリー王子夫妻はそこで暮らし続けることができなくなった」

スプラッシュは謝罪し、諸費用と損害賠償の支払いに同意した。英国紙デイリー・テレグラフによれば、広報担当者は当時、次のようにコメントした。「スプラッシュは一貫して、この事態は判断ミスによるものだと認識しており、二度とこのようなことが起きないよう対策を講じています」「ヘンリー王子夫妻に苦痛を与えてしまったことを謝罪いたします」
(翻訳:ガリレオ)

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:経済界は追加利上げに理解、賃上げも前向き

ワールド

米政権の政策、ドル決済の代替需要を助長=仏中銀総裁

ワールド

中国、軍事向け軍民両用品の対日輸出禁止 台湾問題巡

ワールド

ユーロ圏総合PMI、昨年通じて節目超え 第4四半期
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...強さを解放する鍵は「緊張」にあった
  • 3
    日本も他人事じゃない? デジタル先進国デンマークが「手紙配達」をやめた理由
  • 4
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 5
    「見ないで!」お風呂に閉じこもる姉妹...警告を無視…
  • 6
    スペイン首相、アメリカのベネズエラ攻撃を「国際法…
  • 7
    衛星画像で見る「消し炭」の軍事施設...ベネズエラで…
  • 8
    砂漠化率77%...中国の「最新技術」はモンゴルの遊牧…
  • 9
    野菜売り場は「必ず入り口付近」のスーパーマーケッ…
  • 10
    若者の17%が就職できない?...中国の最新統計が示し…
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 3
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 6
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 7
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 8
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 9
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 10
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中