最新記事

英王室

英王子兄弟を引き裂いたのはメーガンか...もう戻れない? 過去の「仲良し」動画に再注目

Prince Harry and Prince William 'Happy Moments' Shared by Fans: 'Miss Them'

2023年3月31日(金)16時44分
ジェームズ・クロフォード=スミス

ウィリアム王子とヘンリー王子(2015年9月) Andrew Winning-Reuters

<父や兄との関係が悪化したのはメーガン妃との結婚がきっかけではないとヘンリー王子はインタビューで語っているが...>

こうした光景はもう見られないのか──。動画投稿アプリのTikTokに、英ヘンリー王子とウィリアム王子が笑顔で一緒に過ごす過去の様子を捉えた映像をつないだ動画が投稿され、これが英王室ファンの間に広まっている。

■【動画】もう戻れない? ウィリアムとヘンリー、再注目を浴びる過去の「兄弟愛」の瞬間

ヘンリーがネットフリックスと大型契約を結んで制作された全6話のドキュメンタリーシリーズ「ハリー&メーガン」の配信と、回顧録「スペア」の発売を受け、ウィリアムとヘンリーの関係には大きな注目が集まっている。

ヘンリーは1月にCBSの番組「60ミニッツ」に出演した際、ジャーナリストのアンダーソン・クーパーとのインタビューの中で、回顧録を執筆しようと考えた理由の一つは、2018年にメーガン妃と結婚するまで兄弟の仲が良かったという既成概念を払拭することだったと語った。

「(回顧録は)私たちが育ってきた状況について、その全容が分かる内容になっている」と彼はクーパーに語り、さらにこう続けた。「それに加えて、私の妻が兄弟の仲をぶち壊した張本人だという考え方を打ち消すものだ」

ヘンリーは「スペア」とそのプロモーションのために受けた複数のインタビューの中で、ウィリアムおよび父チャールズ国王とのぎくしゃくした関係について暴露。クーパーからの質問に答える形で、父と兄とはしばらく話をしていないと語った。ヘンリーが最後に公の場で2人と対面したのは、2022年9月の故エリザベス女王の国葬の時だった。ウィリアムは、ヘンリーが兄弟の不仲を暴露して以降、弟との関係について公の場では一切語っていない。

「ダイアナも悲しんでいる」

英王室ファンは、ソーシャルメディア上にウィリアムとヘンリーの仲が良かった頃の動画をこぞって投稿し、兄弟の関係が悪化してしまったことを嘆いている。

今回TikTokに投稿された動画には、「この兄弟の姿が見られなくなって寂しい」という文章と割れたハートの絵文字が添えられている。動画のバックにはシャキーラの「Whenever, Wherever」が流れており、歌詞が字幕で入っている。

あるTikTokユーザーはこの投稿に、「私も同じ気持ちだ」とコメントを書き込み、さらにこう続けた。「2人とも大好き。仲直りできることを願っている。彼らにはお互いが必要だ」

今、あなたにオススメ

ニュース速報

ワールド

米債務上限引き上げ基本合意、31日に議会で採決へ

ワールド

アングル:米大学入試の「人種考慮」変わるか、最高裁

ワールド

日米、半導体開発で行程表 西村・レモンド両氏が共同

ワールド

アングル:ウクライナ復興事業、先行するチェコとポー

今、あなたにオススメ

MAGAZINE

特集:愛犬の心理学

2023年5月30日号(5/23発売)

アメリカ最新研究が明らかにするイヌの潜在的知力と飼い主へのホンネ

メールマガジンのご登録はこちらから。

人気ランキング

  • 1

    【画像・閲覧注意】ワニ40匹に襲われた男、噛みちぎられて死亡...血まみれの現場

  • 2

    歩きやすさ重視? カンヌ映画祭出席の米人気女優、豪華ドレスからチラ見えした「場違い」な足元が話題に

  • 3

    韓国アシアナ機、飛行中に突然乗客がドアをこじ開けた!

  • 4

    F-16は、スペックで優るロシアのスホーイSu-35戦闘機…

  • 5

    ロシアはウクライナを武装解除するつもりで先進兵器…

  • 6

    「英語で毛布と言えないなら渡せない」 乗客差別と批…

  • 7

    ワニ40匹に襲われた男、噛みちぎられて死亡...血まみ…

  • 8

    【ヨルダン王室】ラーニア王妃「自慢の娘」がついに…

  • 9

    「ピンクのワンピース」に込めた、キャサリン妃の子…

  • 10

    大事な部分を「羽根」で隠しただけ...米若手女優、ほ…

  • 1

    「ぼったくり」「家族を連れていけない」わずか1年半で閉館のスター・ウォーズホテル、一体どれだけ高かったのか?

  • 2

    F-16がロシアをビビらせる2つの理由──元英空軍司令官

  • 3

    【画像・閲覧注意】ワニ40匹に襲われた男、噛みちぎられて死亡...血まみれの現場

  • 4

    築130年の住宅に引っ越したTikToker夫婦、3つの「隠…

  • 5

    歩きやすさ重視? カンヌ映画祭出席の米人気女優、…

  • 6

    ロシアはウクライナを武装解除するつもりで先進兵器…

  • 7

    韓国アシアナ機、飛行中に突然乗客がドアをこじ開けた…

  • 8

    おそろいコーデ、キャサリン妃の「頼れる姉」ソフィ…

  • 9

    ジャニー喜多川の性加害問題は日本人全員が「共犯者…

  • 10

    「英語で毛布と言えないなら渡せない」 乗客差別と批…

  • 1

    世界がくぎづけとなった、アン王女の麗人ぶり

  • 2

    「高い」「時代遅れ」 あれだけ騒がれた「メタバース」、早くもこんなに残念な状態に

  • 3

    カミラ妃の王冠から特大ダイヤが外されたことに、「触れてほしくない」理由とは?

  • 4

    「ぼったくり」「家族を連れていけない」わずか1年半…

  • 5

    F-16がロシアをビビらせる2つの理由──元英空軍司令官

  • 6

    【画像・閲覧注意】ワニ40匹に襲われた男、噛みちぎ…

  • 7

    築130年の住宅に引っ越したTikToker夫婦、3つの「隠…

  • 8

    日本発の「外来種」に世界が頭を抱えている

  • 9

    チャールズ国王戴冠式「招待客リスト」に掲載された…

  • 10

    「飼い主が許せない」「撮影せずに助けるべき...」巨…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中