「合意できないだろう」トランプ大統領が日米交渉に悲観的見通し

トランプ大統領は1日、米国との貿易協定交渉期限である7月9日の延長は考えていないと述べた上で、日本との合意には引き続き疑念を表明した。同日撮影(2025年 ロイター/Annabelle Gordon)
トランプ大統領は1日、米国との貿易協定交渉期限である7月9日の延長は考えていないと述べた上で、日本との合意には引き続き疑念を表明した。
トランプ大統領は大統領専用機エアフォースワン機内で記者団に「われわれは日本と交渉した。合意できるかどうかは分からない。おそらくできないだろう」と述べた。
トランプ大統領は、日本からの輸入品に「30%か35%、あるいはわれわれが決定する数字」の関税を課す可能性を示唆した。これは、4月2日に発表した24%の関税率を大幅に上回る。


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