最新記事
日本政治

【インタビュー】参政党・神谷代表が「必ず起こる」と予測する「日本の分断」とは? れいわ・山本代表に「対談を申し込んだが...」

THE MAN BEHIND THE MOVEMENT

2025年10月17日(金)19時30分
広野真嗣(ノンフィクション作家)
参政党の神谷宗幣代表

反グローバリズムか否か、自らネットで情報を取りにいくか否かが対立軸だと語る神谷 HAJIME KIMURA FOR NEWSWEEK JAPAN

<チャーリー・カーク暗殺事件の報道は本当か?──外国人政策からmRNAワクチン、「WHO脱退」の可能性まで。神谷宗幣が語る「国政政党」としての道筋とは>

国会で存在感を増す参政党が描く今後の道筋と、物議を醸した「外国人政策」「反ワクチン」について、参政党の神谷宗幣代表にノンフィクション作家の広野真嗣が聞いた。

【インタビュー動画の全編はこちら】参政党・神谷宗幣代表が語る「外国人政策」からカーク暗殺の「真相」まで

◇ ◇ ◇

――党内に「外国人問題対策」「新型コロナウイルス感染症対策及びmRNAワクチン検証」など4つのプロジェクトチームを新たに設置した。

政策を具体的な法案にしたり、発信のデータをそろえたりするのを手分けする。国会議員数が4人から18人に増えたからこそできる。

一歩進めてやりたいのは、国民の意識を変えることだ。「皆が政治に参加するプラットフォーム」が参政党。これまで選挙に行っていなかった50%が、われわれがアプローチする市場だ。党員も知識を付けて変化している。

主婦が議員になり頑張る姿を見せると、国民も「何かやらなければ」という意識になる。

――私の試算では消費税の段階的廃止、国民負担率10%引き下げ、月10万円の教育給付金だけでも80兆円以上かかる。赤字国債を大量に発行すれば次世代の負の遺産になるのでは。

財務省やメディアは「財源がない」と言うが、過去30年間でアメリカと同じように日本が成長していればこの程度は確保できた。成長が止まったのは消費税を上げ、国民負担率を上げすぎてきたからだ。

緊縮財政ならジリ貧だから、どこかで勝負しないといけない。失敗したらとんでもないことになるが、大事なのは今いる国民が希望を持って経済活動にいそしめる状態をつくることだ。

企業経営
ビジネスの成功だけでなく、他者への支援を...パートナーコ創設者が見出した「真の成功」の法則
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ベライゾン、過去最大の1.5万人削減へ 新CEOの

ビジネス

FRB、慎重な対応必要 利下げ余地限定的=セントル

ビジネス

今年のドル安「懸念せず」、公正価値に整合=米クリー

ワールド

パキスタン、自爆事件にアフガン関与と非難 「タリバ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前に、男性が取った「まさかの行動」にSNS爆笑
  • 4
    「水爆弾」の恐怖...規模は「三峡ダムの3倍」、中国…
  • 5
    中国が進める「巨大ダム計画」の矛盾...グリーンでも…
  • 6
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 7
    ファン激怒...『スター・ウォーズ』人気キャラの続編…
  • 8
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 9
    文化の「魔改造」が得意な日本人は、外国人問題を乗…
  • 10
    「ゴミみたいな感触...」タイタニック博物館で「ある…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 7
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 8
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 9
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 10
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中