最新記事

教育

5年で創造的な技術者を育成、日本の「KOSEN(高専)」に世界が注目

2023年1月18日(水)11時30分
※TOKYO UPDATESより転載

日本で生まれた高専が海外へ

高専出身者の専門性と実務能力は、国際社会でも高く評価され、タイやベトナム、モンゴルでは「日本型高等専門学校教育制度」の導入が進められている。谷口氏は「諸外国に教育システムを提供する際、高専の特徴をしっかりと理解して実践してもらえるように指導しています。そうでなければ単に知識を学ぶだけの教育機関となってしまい、創造性に富んだエンジニアは育たないのです」と語る。

社会の変化や時代のニーズに対応した技術者の育成を目指して、日本型高等専門学校教育制度の国際展開のほか、IoTやロボット、サイバーセキュリティの人材育成事業に取り組むなど、高専は進化し続けている。これから国内外の高専を卒業したエンジニアが世界中で活躍し、さまざまなイノベーションを生み出してくれるのだろう。

tokyoeye230118_4.jpg

2019年5月、日本型高等専門学校教育制度を本格導入したタイ国内初の高専「KOSEN-KMITL」。2022年5月には岸田総理が視察。写真提供:KOSEN-KMITL


国立高等専門学校機構:https://www.kosen-k.go.jp

取材・文/小野寺ふく実

※当記事は「TOKYO UPDATES」からの転載記事です。
logo_tokyoupdates.png

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イタリア貿易黒字、12月は60億ユーロに拡大 対E

ワールド

ベトナムと英領タークス・カイコス諸島を租税回避地リ

ワールド

インド中銀、外為規則の緩和提案 電子取引や外債投資

ビジネス

ウェイモ、遠隔支援要員の活用を擁護 米ロボタクシー
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 5
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 6
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 7
    極超音速ミサイルが通常戦力化する世界では、グリー…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    アメリカが警告を発する「チクングニアウイルス」と…
  • 10
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中