日本で生まれた高専が海外へ

高専出身者の専門性と実務能力は、国際社会でも高く評価され、タイやベトナム、モンゴルでは「日本型高等専門学校教育制度」の導入が進められている。谷口氏は「諸外国に教育システムを提供する際、高専の特徴をしっかりと理解して実践してもらえるように指導しています。そうでなければ単に知識を学ぶだけの教育機関となってしまい、創造性に富んだエンジニアは育たないのです」と語る。

社会の変化や時代のニーズに対応した技術者の育成を目指して、日本型高等専門学校教育制度の国際展開のほか、IoTやロボット、サイバーセキュリティの人材育成事業に取り組むなど、高専は進化し続けている。これから国内外の高専を卒業したエンジニアが世界中で活躍し、さまざまなイノベーションを生み出してくれるのだろう。

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2019年5月、日本型高等専門学校教育制度を本格導入したタイ国内初の高専「KOSEN-KMITL」。2022年5月には岸田総理が視察。写真提供:KOSEN-KMITL

国立高等専門学校機構:https://www.kosen-k.go.jp

取材・文/小野寺ふく実

※当記事は「TOKYO UPDATES」からの転載記事です。
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