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感染症対策アップルとグーグル、新型コロナ感染追跡アプリの提供開始
米アップルとアルファベット傘下のグーグルは20日、共同開発する新型コロナウイルスの感染追跡アプリの提供を開始した。写真はイメージ。4月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)
米アップルとアルファベット傘下のグーグルは20日、共同開発する新型コロナウイルスの感染追跡アプリの提供を開始した。同アプリについては、世界23カ国から利用の要望があるという。
両社は4月に新型コロナ感染追跡アプリを共同開発すると発表。アプリは携帯端末に内蔵された近距離無線通信機能の「ブルートゥース」を活用し、ウイルス検査で陽性結果が出た感染者の近くにいる人に通知する。
使用規則では、当局が市民にアプリ使用を義務付けられない。
一方、両社は英国でのアプリ提供について英政府と協議を続けている。英国ではより正確に情報を追跡できる集中型サーバーを利用したアプリの試験を始めた。アップルとグーグルのアプリは個人情報利用がより限定される分散型モデルを利用している。と発言している点は「承知している」と述べた。
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