東京五輪開催延期決定を受けた関連団体の反応
世界反ドーピング機関(WADA)のバンカ委員長
WADAや反ドーピングのコミュニティーにとり、選手の健康と安全が引き続き最優先事項だ。前例のない厳しい状況において正しい決定がなされたことは明白だ。
スペインオリンピック委員会のブランコ会長
IOCが五輪延期を明らかにしたことは良いニュースだ。この危機が発生して以来われわれが求めてきたように、全ての選手が平等な条件で競技でき、健康を守ることにもなる。
国際テニス連盟(ITF)のハガティ会長
われわれは責任あるリーダーシップと情報に基づく決定が求められるかつてない状況に直面していた。準備と厳しい練習をしてきた全ての人にとっては大きな失望だが、人命保護や健康、安全が第一だということをわれわれ全てが理解している。
リオ五輪男子マラソン金メダリストのエリウド・キプチョゲ(ケニア)
五輪を2021年まで延期するのは非常に賢明な決定だ。来年に日本に戻り、五輪タイトルを守ること、そして素晴らしい大会を目の当たりにすることを楽しみにしている。
*内容を追加します。

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