最新記事

音楽

プッシーキャット・ドールズ再結成、10年ぶりに新曲を披露

Pussycat Dolls Reunite for the First Time in 10 Years, Perform New Single

2019年12月2日(月)17時30分
バーナリ・パル・シンハ

10年ぶりに再結成し、英テレビ番組でパフォーマンスを見せたプッシーキャット・ドールズ Facebook

<新曲のダンスも超セクシー。ただしM・トーントンは参加せず>

アメリカのガールズバンド「プッシーキャット・ドールズ」が10年ぶりに再結成された。11月30日に放送されたイギリスのオーディション番組「Xファクター:セレブリティー」で久々にパフォーマンスを行い、ファンを熱狂させた。


舞台に立ったのは同番組で審査員を務めるニコール・シャージンガーと、アシュレイ・ロバーツ、キンバリー・ワイアット、ジェシカ・スッタ、カーミット・バシャーの5人。英メディアのメトロUKによれば、メロディー・トーントンは再結成には参加しないことを決断したという。

<参考記事>リアリティー番組の女王キム・カーダシアンが、弁護士を目指して超本気モード

5人は「ボタン」、「ホエン・アイ・グロウ・アップ」、「ドンチャッ」などのヒットメドレーに続き、新曲「リアクト」を歌った。新曲では椅子を使ったセクシーなダンスを披露、水を浴びせかけられる演出もあった。パフォーマンスが終わると、観客(それに審査員仲間のサイモン・コーウェルも)はスタンディングオベーションで応えた。

ダンスのキレも22歳の時と同じ?

「10年ぶりにやったわ! ファンがずっと応援してくれたし、サイモンにも感謝したい」とシャージンガーは述べた。「今までで最高」の経験だったと彼女は言う。

「仲間たちみんなが大好きだし、皆さんに新曲を披露するのが待ちきれない。時間はかかったけれど、プッシーキャット・ドールズがどういうものか世界に思い出させるには最高のタイミングだと思う」

<参考記事>全米/全英チャート初登場1位、でも......大人になれないテイラーを新アルバムから分析

活動再開への準備は着々と進んでおり、来年4月にイギリスとアイルランドで9日間にわたるコンサートツアーを行うことが発表されている。ただしこのツアーにもトーントンは参加しないという。

グループの生みの親であるロビン・アンティンは英紙サンに対し、トーントンにとっては再結成のタイミングが「よくなかった」と語った。シャージンガーも、トーントンと他のメンバーの間の不和はないと主張している。

グループはテレビ番組「グッド・モーニング・ブリテン」にも出演。再結成について語るとともに、メンバー間の関係はまるで変わっていないと述べた。

「どんな風になるか分からなくて、みんなわくわくしつつ不安だったと思う」とバシャーは述べた。

「活動再開はすごく楽しい。一緒にいるとすごい化学反応が起こせるから」とスッタは述べた。「それも楽しくて素敵な大人のやり方でできるようになった。それに22歳に戻ったみたいに(ダンスで床に)体を投げ出せるの。本当よ。体が覚えているの。でも手首は痛くなったけどね!」

(翻訳:村井裕美)

20191203issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

12月3日号(11月26日発売)は「香港のこれから」特集。デモ隊、香港政府、中国はどう動くか――。抵抗が沈静化しても「終わらない」理由とは? また、日本メディアではあまり報じられないデモ参加者の「本音」を香港人写真家・ジャーナリストが描きます。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

米肥満薬開発メッツェラ、ファイザーの100億ドル買

ワールド

米最高裁、「フードスタンプ」全額支給命令を一時差し

ワールド

アングル:国連気候会議30年、地球温暖化対策は道半

ワールド

ポートランド州兵派遣は違法、米連邦地裁が判断 政権
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2人の若者...最悪の勘違いと、残酷すぎた結末
  • 3
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統領にキスを迫る男性を捉えた「衝撃映像」に広がる波紋
  • 4
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 7
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 8
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 9
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 10
    長時間フライトでこれは地獄...前に座る女性の「あり…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 7
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 10
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中