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平昌五輪

思わず二度見してしまう、米スピードスケート代表ユニフォームの秘密

2018年2月22日(木)17時20分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

物議をかもす件のユニフォーム Phil Noble-REUTERS

<競技よりも注目されてしまったアメリカ代表のユニフォームに、ネットがざわつく>

いよいよ佳境のピョンチャン(平昌)オリンピック。オリンピックでは毎回、世界最高峰のアスリートの競演はもちろんだが、「妙なデザイン」で話題を呼ぶユニフォームの数々も見逃せない。そして今回も、もちろん現れた。スピードスケートのアメリカ代表ユニフォームが話題となっている。

アメリカと言えば、開会式で選手団が着用した入場行進用公式ユニフォームのパーカーは独自の電熱ヒーターを装備するなど、技術を駆使した高品質なアイテムで知られる。デザインを手掛けたのは、アメリカを代表するブランドのラルフ・ローレンで、見た目も機能性も贅沢なつくりだ。

なんでココがこんなに強調されてるの?

そんななかで密かに注目されているのが、アンダーアーマーが提供した、スピードスケートのアメリカ代表ユニフォームだ。しかしそれは「おしゃれ」だからではない。一見すると、疑問符が浮かびそうなユニークなデザインなのだ。

(誰がこれをデザインしたんだ?)


上から目線を降ろそう。どうしても股間のグレーで楕円形に色抜きされた部分に目が行く。さらにその中心のクロッチ(股布)部分は黒くなっている。色のコントラストを織り交ぜたデザインの結果なのだろうか。そうだとしても、意味深な場所を選んでいる。米ヤフーニュース・スポーツは、「ファッショナブルなデザイン」とジョークを交じえ報じている。ちなみに、男女共通でこのデザインだ。

SNSでは「クロッチがなぜそんなに強調されているんだ?」や「アメリカのオリンピック委員会は、スピードスケーターの恥ずかしいユニフォームを承認したのだから解雇だ」「このユニフォームをデザインした人は、コメディアンか変態、それか両方だ」などの投稿が溢れている。

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