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独身男性の「結婚相手は普通の子がいい」は大きな間違い

2016年12月24日(土)08時45分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

 あるいは、「ブスは3日で慣れる」を信じるか、「どんな女性もどうせ歳を取って劣化する」と割り切るか、「歳を取れば穏やかな性格になるだろう」と楽観視するか、「家事は自分が頑張ればいい」と引き受けるか。どれならできそうなのか、本気で考えてみてほしい。

 1つ言っておきたいのは、「そういう女性しかいないなら結婚なんてしなくていい」なんて突っぱねると後悔する、ということ。あなたがこの先の人生で、【3章】の仕事、【4章】の人間関係、【5章】の趣味とお金、【7章】の健康のいずれかでつまずいたとき、必ずや「結婚しておけばよかった」と思うときが来るからだ。もちろん結婚しなければいけないわけではないが、突っぱねて選択肢から排除することはやめたほうがいいだろう。

 昨年結婚した私の相談者さんが対照的な経過を辿っているので、ぜひそのエピソードを参考にしてほしい。


 青果店勤務の和友さん(43歳)は、近所の公園に犬の散歩へ行っていたとき、そこで出会ったある女性に愛犬家の集まるサークルを紹介してもらい、すぐに参加。20人を超える愛犬家と知り合った。

 その後、公園近くのドッグカフェで何度か集まるうちに初老の夫婦と仲良くなり、奥さんから、「よかったら娘(38歳)を交えて会ってほしい」と言われた和友さん。会ってみると、「正直、見た目がタイプではなかった」ものの、お互いの犬を交えて楽しく過ごせたこともあって、2人で食事に行くことに。2人きりになって話してみたら、思いのほか居心地がよく、「また会いたい」と思ったが、彼女から「結婚前提のおつき合いならぜひ。そうでないならごめんなさい」と言われてしまう......。

 和友さんは「今の気持ちでそれは無理だ」、「いや、彼女のような性格のいい女性はなかなか会えないかも」などと1週間悩んだ末、交際を申し込むことを決意。いざつき合ってみると、家事能力は申し分がなく、年齢も5つ年下で「普通より少しいいかも」と思いはじめるなど、見た目以外は「普通以上だった」ことに気づいて、すぐにプロポーズした。


 ゲーム制作会社に勤める雅之さん(42歳)は、「キレイな人と結婚したい」という夢を叶えるべく、一念発起して2つの結婚相談所と3つの婚活サイトに登録。年齢や性格を問わず、美人であることを優先してアプローチした。懸命の努力もあって半年後に結婚相談所で知り合った2歳年下の美人女性とつき合いはじめることに成功。当然ながら結婚前提のため、わずか3か月で婚約し、さらに2か月後、親族だけで結婚式を挙げた。

 雅之さんから連絡があったのは、夫婦生活がはじまってわずか3週間後。「彼女が思ったよりだらしない人で、家事を全然しないんですよ......」と打ち明けてきたのだ。さらに聞くと、「性格は穏やかなのですが、誰かと遊びに行くか、家で寝てるかのどちらか。結婚式の直後からそうだった」とのこと。「離婚も考えてしまいます」という雅之さんに一度落ち着いて考えることを勧め、何とか思い留まらせたものの、いまだ火種はくすぶったままだ。

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