
(写真はイメージです) Vasyl Dolmatov-iStock
<コロナ禍も落ち着き、米大手テック企業は在宅勤務していた従業員をオフィスに連れ戻そうと躍起になっている>
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<「お絵描きAI」や「AIチャットボット」に続き、今度は「作曲AI」が話題に>
「Stable Diffusion」や「Midjourney」といった画像生成AI、AIチャットボットの「ChatGPT」に続き、最近では作曲AIの「MusicLM」がネット上で話題となっている。開発元はグーグルの研究機関であるGoogle Researchだ。
MusicLMは28万時間におよぶ音楽データを学習しており、例えば「歪んだギターリフの上に乗るメロウなバイオリンの旋律」といった文章をもとに、音楽を生成する。デモページにはMusicLMで生成した様々な音楽が公開されており、すべて視聴可能だ。
これまでもGoogle Researchの「AudioML」やOpenAIの「Jukebox」といった作曲AIは存在した。だがGoogle Reseachは先ほど、論文で「(MusicMLは)音質の良さと文章の再現度の高さにおいて、従来システムより優れている」と説明した。
確かに、デモページに公開されているサンプルを聞く限り、入力した文章が複雑でも、それをもとに生成した音楽の再現度は高く感じられる。だが一方で、「24kHz」とされている音質に関してはやや疑問が残る。
AIには著作権関連の問題がつきものだ。そのため、Google Researchでは現状、MusicLMを一般向けに公開する予定はない。今後は「歌詞の生成」や「イントロ、バース、サビといった複雑な曲構成」も可能にすべく、研究を続けていくという。
2023年6月13日号(6月6日発売)は「最新予測 米大統領選」特集。トランプ、デサンティス、ペンス……名乗りを上げる共和党候補。超高齢の現職バイデンは2024年に勝てるのか?
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AI PLAYING A ROLE
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<マイクロソフトの躍進に焦るグーグル...社員からは「非グーグル的」などと批判の声が上がっている>
Linkin Park Release New Song 'Lost': What To Know About 'Meteora' Track
2012年撮影。故チェスター・ベニントン(左)とマイク・シノダ(右) REUTERS/Jonathan Alcorn
<リンキン・パークの未発表曲「Lost」について知っておくべきこと>
最近の中国本土株式市場で、人工知能(AI)関連株が大変な活況を呈している。写真は2020年1月、北京で撮影(2023年 ロイター/Jason Lee)
最近の中国本土株式市場で、人工知能(AI)関連株が大変な活況を呈している。きっかけは、米マイクロソフトが出資する新興企業オープンAIが開発した自動応答ソフト(チャットボット)の「チャットGPT」。世界中でチャットGPTはコンピューター技術に革命をもたらすのではないかとの期待が盛り上がり、その熱気が中国にも波及した格好だ。