最新記事
エクササイズ

毎朝10回スクワットで恋も人生も変わる――和田秀樹流「若返りパフォーマンス術」

2025年9月9日(火)15時49分
和田 秀樹(精神科医)*PRESIDENT Onlineからの転載
毎朝10回のスクワットで人生が変わる――和田秀樹流「パフォーマンス向上法」

polkadot_photo -shutterstock-

<高齢の男性も女性も、テストステロンを高める毎朝のシンプル習慣が、筋力や記憶力を伸ばすだけでなく、意欲や好奇心、そして恋愛力までも呼び覚ます――>

人生のパフォーマンスを高めるには何をすればいいか。

医師の和田秀樹さんは「男性も女性もテストステロンが増えることによって、筋力や判断力、記憶力、意欲、好奇心、挑戦する心、冒険心が向上する。テストステロンや成長ホルモンの分泌と幸せホルモンの1つであるドーパミンの分泌も促す筋トレは意識してプラスするといい。私が毎朝起きたら行っているおすすめの筋トレのやり方を教えよう」という――。

※本稿は、和田秀樹『60歳からこそ人生の本番 永遠の若さを手に入れる恋活入門』(二見書房)の一部を再編集したものです。

女性ホルモン補充療法は大腸がんリスクを下げる

女性が更年期障害の診断を受けたときは、不足している女性ホルモン(エストロゲン)を補うホルモン補充療法をおこないます。

この女性ホルモン補充療法をおこなったところ、ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ、発汗などの症状)が軽減し、睡眠障害や関節・四肢痛が、投与前よりも改善されました。


また、骨密度を増加させ、運動機能改善作用、皮膚の表層組織のきめ細かさや皮膚結合組織の弾力性の改善、膣乾燥感、性交痛にも有意な改善が認められています。

欧米では女性の半数近くが受けているほど一般的なホルモン補充療法にもかかわらず、日本では、まだその数は少数派です。理由は、乳がん発症のリスクを心配する人が多いからでしょう。

しかし、最近の大規模調査によって、「女性ホルモン補充療法が、必ずしも乳がんのリスクを増加させるわけではない」という報告が多数、示されています。

2017年の日本産婦人科学会のガイドラインでも、新しいタイプの補充療法は、むしろ大腸がんのリスクを下げるとしています。

食と健康
「60代でも働き盛り」 社員の健康に資する常備型社食サービス、利用拡大を支えるのは「シニア世代の活躍」
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエル軍、ハマス指導部を攻撃 カタール首都で爆

ワールド

バイル仏首相が正式辞任、内閣信任投票否決受け=政府

ビジネス

インドネシア新財務相「中銀と協力し流動性緩和」、 

ワールド

ネパール首相が辞任、反汚職デモ激化 首都空港が閉鎖
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 2
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 3
    エコー写真を見て「医師は困惑していた」...中絶を拒否した母親、医師の予想を超えた出産を語る
  • 4
    石破首相が退陣表明、後継の「ダークホース」は超意…
  • 5
    ドイツAfD候補者6人が急死...州選挙直前の相次ぐ死に…
  • 6
    もはやアメリカは「内戦」状態...トランプ政権とデモ…
  • 7
    「ディズニー映画そのまま...」まさかの動物の友情を…
  • 8
    世論が望まぬ「石破おろし」で盛り上がる自民党...次…
  • 9
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給…
  • 10
    ロシア航空戦力の脆弱性が浮き彫りに...ウクライナ軍…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 4
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習…
  • 5
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 6
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 7
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 8
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 9
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給…
  • 10
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 6
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 7
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 10
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中