なぜ「あなたの筋トレ」は伸び悩んでいるのか?...筋肉は「光る電球」だった
ボディビルディングを始めて3~6か月が経ち、ある程度の筋肉がついたのに、筋成長がそこでピタッと止まった男を知らないだろうか?
そうなる理由がここにある。文字通り、筋力を鍛えずに走ったからだ。どれだけハードに筋肉を鍛えても──つまり、筋肉にどれだけストレスをかけても──筋肉を開発することの一部には筋力がかかわってくる。
その新人ボディビルダーが筋肉系トレーニングをいったん休み、そこからの3~6か月間を運動神経系トレーニングに費やしてから筋肉系トレーニングに戻れば、筋成長は再開するはずだ。
過去を生きたボディビルダーの多くは、筋力と筋量の関係を理解していた。そのため、1年のうちの3~6か月を運動神経系トレーニングに費やしていた者が多い。その期間は筋量を増やすことを忘れ、筋力をつけることに集中したものだ。
ボディビルディングをやりながら、そこに、運動神経系ワークを加える者もいた。セッションを変えてやったり、セッション中に運動神経系ワークを混ぜたりするやり方だ。
現在も、成功したボディビルダーのほとんどが、筋肥大(成長)ワークと筋力ワークの両方をやっている。彼らは、筋力トレーニングをやらないと筋肉が増えないことを理解している。
結論はシンプルだ。筋肉系トレーニングは筋肉を成長させる。しかし、運動神経系トレーニングをそこに加えない限り、筋成長は続かない。





