最新記事
医療

自撮り動画を見て、体の一部に「不自然な変形」を発見した男性...本当に「癌」が発見される

Gen zer does viral TikTok trend—then spots something he wasn't meant to see

2025年6月29日(日)13時05分
アリス・ギブス
ホジキンリンパ腫の症状を発見した動画

@felipedkl2/TikTok

<腸内環境の改善を目指すSNSで流行中のチャレンジ「ココナッツ・カルト」のために撮った動画で、自身の身体に起きていた自覚症状のない「異変」を発見>

ある10代の若者が、自身のがん診断につながった最初の症状に気づいたきっかけを語った。それは自撮り動画を見返していた時のことだったという。自身の身体の一部に「異常な変形」が起きているように見えたため、不安に思って医療機関を受診。すると本当にがんの一種であることが分かったのだ。

■【写真】【動画】「不自然に曲がってる...」 自撮り動画を見て、身体の「異変」に気付いた男性...本当に「癌」だった

米ジョージア州出身で、大学に通うために最近オレゴン州に引っ越したばかりのフェリペ(19)は、TikTokで流行していた健康ブームに参加することにした。「ココナッツ・カルト」というトレンドで、プロバイオティクス入りヨーグルトを毎日食べて、その様子をTikTokやインスタグラムに記録するというものだ。

だがフェリペ(名字は非公表)が自分の記録動画を見返していて気付いたのは、腸内環境の改善ではなく、首にでき始めていた「(こぶ状の)しこり」だった。

「ココナッツ・カルトが流行しているのを見て、毎日(ヨーグルトを)摂取するとどんな効果があるのかを確かめたくて、自分も動画を撮り始めた」とフェリペは本誌に語り、さらにこう続けた。「その動画を見返していたら首の左側が腫れているように見えて、何かがおかしい気がした。首のラインが不自然に見えて、触ってみたらしこりがあるのを感じた」

対談
為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 セカンドキャリアの前に「考えるべき」こととは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

OPECプラス、8月の大幅増産発表へ=関係筋

ワールド

ウクライナ、対人地雷禁止条約から脱退表明 ロシアに

ワールド

韓国の次期企画財政相候補、短期的経済対策の必要性に

ビジネス

TikTok、「裕福な人々」のグループに売却へ=ト
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本のCEO
特集:世界が尊敬する日本のCEO
2025年7月 1日号(6/24発売)

不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者......その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 2
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。2位は「身を乗り出す」。では、1位は?
  • 3
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 4
    メーガン妃への「悪意ある中傷」を今すぐにやめなく…
  • 5
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 6
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 7
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 8
    突出した知的能力や創造性を持つ「ギフテッド」を埋…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    自撮り動画を見て、体の一部に「不自然な変形」を発…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々と撤退へ
  • 3
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 4
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 5
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 6
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 7
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 8
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 9
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 10
    【クイズ】北大で国内初確認か...世界で最も危険な植…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中