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健康寿命を延ばす、歩く筋トレ「ラッキング」とは?...専門家も認める「軍隊式」有酸素運動の進化

Welcome to 'Weighted Walking,' the New Fitness Trend Everyone Swears By

2025年5月24日(土)08時25分
ルーシー・ノタラントニオ
ラッキング

Pexels-pixabay

<シンプルでありながらも効果的な運動法として、SNSを中心に急速に人気を集めている「ラッキング(rucking)」について>

1日1万歩のウォーキングが心身の健康に良いことは広く知られているが、歩く際に「重さ」を加えるだけで、さらに大きな効果が得られるとしたら、どうだろうか?

重い荷物を背負って長距離を歩く習慣は、軍隊の伝統に根ざしており、その歴史は1878年にまで遡る。


 

現在、重りを入れたリュックサックを背負って歩く「ラッキング(rucking)」と呼ばれるこのトレーニングは、シンプルでありながらも効果的な運動法として、SNSを中心に急速に人気を集めている。

従来のラッキングはリュックサックが主流であったが、最近はウェイトベストを使用する人も増えている。

動画で話題のラッキング「ウェイトベスト派」 を見る

ウェイトベストであれば均等に重さを分散でき、両手も自由に使える。ただし、どちらがより効果的かについては専門家の間でも意見が分かれるところだ。

カイロプラクターのマーク・エル=ハエク氏は次のように語る。

「脂肪を減らすには、ウェイトベストの方が優れています。しかし、リュックサックから始める方が関節への負担も少ないだけでなく、誰でも始めやすくて継続もしやすいでしょう。ただし欠点は、長期的に負荷を上げづらいことです」

ウェイトベストであってもリュックサックであっても、重りを加えたウォーキングは運動強度を上げ、消費カロリーを増やし、骨密度の向上にも寄与することは他の専門家たちも指摘する。

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