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ハーバード大学が80年間724人を追跡調査して解明した「人生に最大の幸福をもたらす」意外な要素

2022年2月14日(月)18時00分
松尾一也(ルネッサンス・アイズ代表取締役会長) *PRESIDENT Onlineからの転載

我が家も近くの美味しい焼き鳥屋へ家族で定期的に通っています。そこでそれぞれが他愛のない話をしている瞬間に家族体温が高まります。せめて家族とだけは「信頼」を柱に生きたいものです。

「同窓会なんてまっぴら御免」という人、本当にそれでいいのですか

実る人=喜びの窓口を大切にする
枯れる人=良い友達を捨てる
 

50代にもなると多層にわたる友人がいます。

学生時代の友人、仕事で知り合った友人、趣味などの仕事以外での友人。まずは同級生、何が一番楽かというと「お前、いくつになった?」という会話が必要ないことです。

大阪万博、高度経済成長、昭和歌謡、バブル、失われた20年......。ほぼ同じ体験を重ねているので自然と共感しやすいものです。私も高校時代の友人6人とLINEを使って日々、他愛のないやりとりをして楽しんでいます。

サッカー日本代表の試合、プロ野球の日本シリーズなどビッグイベントの最中にそれぞれのコメントが投稿されて大変愉快です。

離れていても一緒に観戦している感じで盛り上がります。たまに会って、酒を酌くみ交かわすこともありますが、ここで重要なことがあります。さすがに50年も生きてくるとそれぞれの価値観や哲学がかなり違ってきているということです。

若い頃の友情は全幅の信頼のもとに築かれていたはずですが、中年以降はそれぞれ異質な人間同士であることを理解して、片目をつぶって仲良くする。そんな心がけも大切です。

仕事を通じての友人、これも天からのギフトです。お互いの研鑽や成果をシェアできる喜びは働きがい、生きがいを感じます。50代にもなると酸いも甘いも味わえる感性を持ち合わせていて面白さも増します。

また駆け引きのない仕事以外の友人というものも貴重です。

私はスポーツクラブの友人とはかなり深い絆で交友していて、共に汗を流し、たまに食事も一緒にして人生について語り合います。

以上のように「50代の友達ワールド」は人生の宝箱でもあります。

しかし、逆に「孤独」に陥る可能性も高いものです。

人づきあいにも疲れ、仕事がらみの人には会いたくもないし、同級生とは極力コンタクトを取りたくない、今さら同窓会なんてまっぴら御免という人も多いです。私自身も一人メシ、一人酒、一人旅、一人で映画、一人で読書のおひとり様が気楽でいいと感じることがあります。

その気持ちもわからないでもありませんが、やっぱり生きる喜びをもたらす窓口のひとつは「友人」です。数は少なくていいのです。学生時代の友人一人、仕事仲間で一人、それ以外で一人は人間関係を活性化させて大切にしましょう!

一番、避けなくてはいけないことは「セルフ・ネグレクト(自己放任)」に陥ることです。

セルフ・ネグレクトは孤独死の8割を占しめると言われており、近年深刻な社会問題となっています。「もうどうなってもいいや」という心境になった時こそ、友達に会うことです。

※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
presidentonline.jpg

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