ニュース速報
ビジネス

米ペプシコの第2四半期決算、予想上回る 米欧での安定需要で

2025年07月18日(金)00時45分

米食品・飲料大手ペプシコが17日発表した第2・四半期決算は、米国や欧州など主要市場でのソーダ類やスナック菓子の安定した需要に支えられ、売上高、利益ともに市場予想を上回った。2024年10月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

Juveria Tabassum

[17日 ロイター] - 米食品・飲料大手ペプシコが17日発表した第2・四半期決算は、米国や欧州など主要市場でのソーダ類やスナック菓子の安定した需要に支えられ、売上高、利益ともに市場予想を上回った。

第2・四半期の売上高は約1%増の227億3000万ドル。LSEGがまとめたアナリストの平均予想は0.99%減の222億8000万ドルだった。

特定の減損費用を除いた1株当たりの利益は2.12ドルと、予想の2.03ドルを上回った。

ペプシコの幹部は声明で、「複雑な地政学的・マクロ経済環境を切り抜け、当社事業は第・2四半期も堅調に推移した」と述べた。

同社の北米食品事業は低価格帯の商品を提供する一方で、多様な嗜好に応えるために「レイズ」や「チートス」など主力のスナック菓子に新フレーバーを追加し、販売量が改善した。

北米飲料部門のオーガニック売上高は第2・四半期に1%増加。前四半期の2%減少からプラスに転じた。

同時に発表した通期の1株当たりコア利益見通しは1.5%減。従来予想は3%減だった。

為替レートの影響を除いた恒常通貨ベースでの通年コア利益見通しは横ばいを維持した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ガザ攻撃で27人死亡、カトリック教会も被害 ネタニ

ビジネス

米小売売上高、6月+0.6%で予想以上に回復 利下

ワールド

米、シリア南部の暴力行為を非難 責任追及を要請=当

ワールド

英、選挙権年齢16歳以上に引き下げへ 29年総選挙
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長だけ追い求め「失われた数百年」到来か?
  • 4
    アフリカ出身のフランス人歌手「アヤ・ナカムラ」が…
  • 5
    「異常な出生率...」先進国なのになぜ? イスラエル…
  • 6
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 7
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 8
    「どの面下げて...?」ディズニーランドで遊ぶバンス…
  • 9
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 10
    「1日30品目」「三角食べ」は古い常識...中高年が知…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 4
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 8
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 9
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 10
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 9
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中