米、シリア南部の暴力行為を非難 責任追及を要請＝当局者

米国は、シリア南部スワイダで起きている暴力行為を明確に非難し、シリア政府に虐待に関する全ての報告の調査と責任追及を求める。写真はシリア南部ダラアで１７日撮影（２０２５年　ロイター/Khalil Ashawi）

［イスタンブール　１７日　ロイター］ - 米国は、シリア南部スワイダで起きている暴力行為を明確に非難し、シリア政府に虐待に関する全ての報告の調査と責任追及を求める。米国務省当局者が１７日明らかにした。

ドルーズ派の住民が多数を占めるスワイダでは数日間にわたり、ドルーズ派戦闘員と政府部隊、ベドウィン部族との衝突が発生。多数の死者が出ている。

同当局者はロイターに対し「全ての当事者は持続的な停戦につながる有意義な対話に参加する必要がある」と強調した。米国のシリア政策に変更はないとも明らかにした。