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イスラエル首相、カトリック教会攻撃は「過ち」 トランプ氏に説明

2025年07月18日(金)09時25分

トランプ米大統領は、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザにある唯一のカトリック教会を攻撃したことを受け、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を実施した。4月撮影(2025年 ロイター/Leah Millis)

Steve Holland Kanishka Singh

[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザにある唯一のカトリック教会を攻撃したことを受け、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を実施した。ホワイトハウスが17日、明らかにした。

イスラエル軍の攻撃を受けたガザ地区のカトリック教会では、故フランシスコ教皇が定期的に説教していた。イスラエル軍によるこの日の攻撃で少なくとも27人が死亡したが、このうち3人はこの教会への攻撃で死亡した。

ホワイトハウス報道官は記者会見で、トランプ氏は同教会へのイスラエルの攻撃について「肯定的な反応ではなかった」と説明。「ネタニヤフ首相は声明を出すことに同意したと私は理解している。カトリック教会を攻撃したのはイスラエルの過ちだった。首相は大統領にそう伝えた」と付け加えた。

国務省報道官は、イスラエルにこの攻撃を調査するよう要請したと述べた。

ロイター
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