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ホワイトハウス、トランプが医師の診断受けたことを発表...診断結果は?重病説は本当か?

2025年7月18日(金)09時55分
トランプ大統領

トランプ米大統領が下肢の腫れを巡り医師の診察を受け、「慢性静脈不全」と診断された。16日撮影(2025年 ロイター/Umit Bektas)

米ホワイトハウスは17日、トランプ大統領が足首のむくみと右手のあざのために医師の診察を受けたと発表した。手のあざを化粧で隠している様子などが写真で明らかになったことを受けた。

ホワイトハウスのレビット報道官は会見で、主治医の所見を読み上げ、どちらの症状も良性だと説明。足のむくみは「一般的な」慢性静脈不全によるもので、手のあざは頻繁に握手をしたためにできたと語った。


インターネット上では、79歳のトランプ氏が深刻な病気を患っているとのうわさが広がっており、発表はこれを打ち消す狙いがあるとみられる。

公開された主治医の診断書によると、足の超音波検査の結果、「特に70歳以上の人によく見られる良性の病気である慢性静脈不全が判明した」という。また、追加の検査では心不全や腎機能障害、全身疾患の兆候は見られなかった。

また、主治医は手の甲のあざについて「頻繁な握手と、標準的な心血管疾患予防療法の一環として服用しているアスピリンによる軽度の軟組織の炎症と一致している」と説明した上で、「トランプ大統領の健康状態は依然として良好だ」と述べた。

コネチカット大学で血管外科部長を務める医師クワメ・アマンクワ氏によると、慢性静脈不全は通常下肢に起こり、足の静脈が血液を心臓へ戻す機能に障害が生じるという。



[ロイター]


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