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「1日30品目」「三角食べ」は古い常識...中高年が知らずに続ける栄養の落とし穴

2025年7月17日(木)14時44分
大柳 珠美(管理栄養士)*PRESIDENT Onlineからの転載
「1日30品目」「三角食べ」は古い常識...中高年が知らずに続ける栄養の落とし穴

imtmphoto -shutterstock-

<その朝食、体を弱らせていませんか? 「正しいと思っていた習慣」が、実は不調を引き起こす...管理栄養士・大柳珠美さんが指摘する、今必要な栄養知識の「アップデート」とは?>

中高年が健康的に暮らすにはどうすればいいか。管理栄養士の大柳珠美さんは「ここ20年で栄養学の常識は大きく変わった。新しい栄養常識を知らずに旧来の知識のまま、よかれと思って食べ続けていると、知らないうちに健康が損なわれていく」という――。

※本稿は、大柳珠美『糖質を「毒」にしない食べ方』(青春出版社)の一部を再編集したものです。

これからは「何を食べるか・何を食べないか」で人生に差がつく

私たちの心も体も「食べたもの」からつくられます。「お腹いっぱいになればいい」「好物ばかり食べていたい」と、「食」に無頓着では残念ながら健康な体はつくれません。

60歳から先の人生はたっぷりあります。

 



 

共働きの子ども夫婦のため孫の育児をサポートする方もいるでしょう。家事をこなす、外で働く。どんなときも体力は必要です。語学や地域の歴史など新しい学びの機会もあるかもしれません。

若い頃から続けてきた趣味に没頭する時間もやっとできました。そうなれば集中力や記憶力もキープしておきたいところです。

何を食べるか、何を食べないか。これからの人生の豊かさを左右するのは「栄養の知識」です。

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