最新記事
自己啓発

ハーバード大学が80年間724人を追跡調査して解明した「人生に最大の幸福をもたらす」意外な要素

2022年2月14日(月)18時00分
松尾一也(ルネッサンス・アイズ代表取締役会長) *PRESIDENT Onlineからの転載

ファミリーとの他愛のない話で「家族体温」が高まっていますか

実る人=家族との温度を高める
枯れる人=自分の話ばかり聞いて欲しがる
 

「一人で生まれ、一人で死ぬに なぜに一人で生きられぬ」という川柳があります。まさに我々はこの世に一人でやってきて、一人で去っていく存在です。

だけど、いつも孤独を感じる生き物で、誰かとつながっていないとやっていけません。ある意味、50代は最も「孤独」に耐えないといけない期間かも知れません。パートナーとも結婚して20年以上が経過していて、よく言えば「空気」のような関係になり会話も希薄になるケースが多いです。子供たちも成長して、精神的に親離れをしていて、親密な対話もほとんどなくなってしまいます。

一方、あんなに元気だと思っていた両親に陰りが見え始める頃合いです。あそこが痛い、ここが痛いと病院に連れていく作業が増えます。そのまま深刻な状態になり、手術、看病、そして見送るという悲しいフローチャートになることもままあります。

私の場合は30代後半で父を看病、見送り、40代で母親を施設に入れなくてはならないという試練を早めに体験しました。

とにかく親のケアにエネルギーを相当、奪われることになります。そんな時だからこそ、それぞれの家族と丁寧に付き合わないと今後の人生で悔いを残すこととなります。ケンカするパートナー、ムカつく子供、看病する親、実はすべていてくれるだけで有難いと思う日がきっと来るものなのです。

「なにを食べても美味しかった......
なにを見ても楽しかった......
気がつくとそんな時いつもあなたがそばにいた......」

両手が義手の詩人で画家の大野勝彦さんからいただいた言葉です。

その関係性を温める一番のコツは、あらためて話を丁寧に聴き届けるということです。家庭でケンカがおきて、「言い争い」になりますが、「聴き争い」という現象はありえませんね。

「もっと話を聴かせてくれよ!」「いや、私が聴きたいの!」

こんなことになりますか(笑)。

パートナー、息子や娘、両親、それぞれの本心を聴いてあげることがお互いの関係性を温めることになります。具体的な行動として、月に1度くらいは家族で食事に行く習慣がバカになりません。日本の豊かな食文化はどこの街でも楽しめますし、予算も財布に合わせられるのでそんなに高いハードルではないでしょう。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=ダウ1カ月ぶり高値、出遅れ銘柄に買い

ビジネス

再送-カナダ経済、雇用拡大と経済成長可能 インフレ

ワールド

国連とイスラエルの緊張悪化、事務総長が偽情報を非難

ワールド

バイデン陣営、トランプ氏「口撃」 中絶問題巡り 最
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:小池百合子の最終章
特集:小池百合子の最終章
2024年7月 2日号(6/25発売)

「大衆の敵」をつくり出し「ワンフレーズ」で局面を変える小池百合子の力の源泉と日和見政治の限界

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    韓国、リチウム電池工場で爆発事故 火災により22名が死亡、1人行方不明
  • 2
    ワニの襲撃で男性が腕を失う...発見者が目撃した衝撃の光景
  • 3
    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている
  • 4
    登山者を悩ませる「ヒル」、実はジャンプできると判…
  • 5
    貨物コンテナを蜂の巣のように改造した自爆ドローン…
  • 6
    韓国観光業界が嘆く「中国人が戻ってこない」理由
  • 7
    「観光客は家に帰れ!」 バルセロナ市民がオーバーツ…
  • 8
    「隣は嫌だ!」「入口に陣取る」...理想的な「管理職…
  • 9
    アン王女と「瓜二つ」レディ・ルイーズ・ウィンザーっ…
  • 10
    キャサリン妃の母親が見舞われた「ピンチ」の瞬間...…
  • 1
    「何様のつもり?」 ウクライナ選手の握手拒否にロシア人選手が大激怒 殺伐としたフェンシング大会
  • 2
    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に
  • 3
    新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...今夏は「爆発と強さ」に要警戒
  • 4
    偉大すぎた「スター・ウォーズ」の看板...新ドラマ『…
  • 5
    えぐれた滑走路に見る、ロシア空軍基地の被害規模...…
  • 6
    ルイ王子の「くねくねダンス」にシャーロット王女が…
  • 7
    スカートたくし上げノリノリで披露...米大物女優、豪…
  • 8
    アン王女と「瓜二つ」レディ・ルイーズ・ウィンザーっ…
  • 9
    800年の眠りから覚めた火山噴火のすさまじい映像──ア…
  • 10
    森に潜んだロシア部隊を発見、HIMARS精密攻撃で大爆…
  • 1
    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に
  • 2
    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア
  • 3
    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「回避」してロシア黒海艦隊に突撃する緊迫の瞬間
  • 4
    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が…
  • 5
    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車…
  • 6
    新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...今夏は…
  • 7
    ヨルダン・ラジワ皇太子妃の「マタニティ姿」が美しす…
  • 8
    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思ってい…
  • 9
    我先にと逃げ出す兵士たち...ブラッドレー歩兵戦闘車…
  • 10
    認知症の予防や脳の老化防止に効果的な食材は何か...…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中