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【独占】高橋一生が「台湾有事」題材のドラマ『零日攻撃』への出演を決めた理由...「日本では作り得ない作品」

THE REALITY OF FICTION

2025年8月22日(金)18時29分
折田千鶴子(映画ライター)

──本作では、有事に際してフェイクニュースに踊らされ、誤った判断を下す人々が登場する。いかなる時も冷静な判断力を失わないために、普段から気を付けるべきことは?

一旦、立ち止まることだけじゃないかな。例えば、関東大震災の際も「川に飛び込んだほうがいい」と言われて、多くの人が溺死した。真偽を確かめずに多くの人が流されてしまうのは、ある種のヒステリー状態とも言えますよね。


集団心理というのは目に見えないものなだけに、「正しいか正しくないか」という思考で止めようとしても絶対に止まらないと思います。とりわけ今の時代、全てが情報戦・認知戦だから。だからまずは思考を止めることが大切だと思います。

それには、一度くだらないことを考えたほうがいい。人間は、くだらないことを考えないと思考が止まらないと僕は思っています。何かマズいと感じた時ほど、「何を食べようかな」程度の、どうでもいいことを考えて立ち止まることが非常に大事。

こういったことはコロナ禍以降、ここ5年くらいずっと考えています。特に日本人は、同調性や共感能力がとても高いじゃないですか。それを逆手に取る怖い人たちは必ずいます。

だからこそ一度立ち止まった上で、「多くの人はこう言うが、翻って自分は何だ?」と問いかけること。そういう人が少しでも増えれば制動力はつくと思います。

それに僕は、世の中は絶対に良くなっていると思うんです。それに慢心せず、トライ&エラーを繰り返していくこと。そうでないとずっと悪い人が得する世界のまま......。それだけは絶対にあってはならないと思います。

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