未来の「世界と日本」はどうなっているか...有識者たちが本気で予測した「未来社会」を考える8冊

2025年7月1日(火)20時36分
flier編集部

どんな未来も人間の「想像」から始まる

池上彰が大切にしている タテの想像力とヨコの想像力
 著者:池上彰
 出版社:講談社
 要約を読む

1970年に開催された大阪万博。この万博では、当時の最先端技術や「未来の道具」が数多く展示されました。その中に「携帯電話」があったことをご存知でしょうか?

実際に携帯電話が広く普及し始めたのは1990年代に入ってから。1970年当時、万博を訪れた人々は「こんなものがあったら便利だな」と思いながらも、本気で実現するとは信じていなかったかもしれません。


そう考えると、私たちが今「ありえない」と感じていることも、数十年後には当たり前になっている可能性があるのです。

そんな「未来を想像する力」の大切さを教えてくれるのが、本書『池上彰が大切にしている タテの想像力とヨコの想像力』です。

新しい技術や社会の変化は、いつも人間の想像から始まります。「今は無理」と思えることも、自由な発想から生まれるかもしれない。タテ(時間軸)とヨコ(空間軸)の両方に視野を広げることで、未来を切り拓くヒントが見えてくる──そんな想像力を、本書とともに養ってみてはいかがでしょうか。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ハマス、米停戦案に「前向き」回答 直ちに協議の用意

ビジネス

焦点:航空機の納入遅れ、背景に高まる「特注高級シー

ワールド

米テキサス州の川氾濫、少なくとも13人死亡 キャン

ワールド

アングル:ウクライナへの軍事支援、国防産業の強化に
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 3
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸せ映像に「それどころじゃない光景」が映り込んでしまう
  • 4
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 5
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 6
    「登頂しない登山」の3つの魅力──この夏、静かな山道…
  • 7
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 8
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 9
    1000万人以上が医療保険を失う...トランプの「大きく…
  • 10
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 3
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 4
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 5
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 6
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 7
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 8
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 9
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 10
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とん…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 9
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 10
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中