オープンAI「売り物でない」...マスク氏の買収提案に反発
米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は11日、オープンAIを統括する非営利組織は売りに出されていないと改めて言明した。2024年6月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は11日、オープンAIを統括する非営利組織は売りに出されていないと改めて言明した。
また、事情に詳しい関係筋は同日、オープンAI取締役会は米実業家イーロン・マスク氏率いる投資家連合から正式な買収提案をまだ受け取っていないと明らかにした。
マスク氏率いる投資家連合は10日、オープンAIを統括する非営利組織を974億ドルで買収することを提案したと明らかにした。
マスク氏の弁護士は、オープンAIの外部法律事務所にメールで10日に提案を送ったとロイターに述べた。
一方、オープンAIの取締役会に近い関係者は、取締役会と法律事務所が11日午後の時点で、マスク氏の投資家連合からいかなる正式な買収提案も受け取っていないとした。
アルトマン氏はパリで開催された「人工知能(AI)アクションサミット」の合間にコメントし、「当社は売り物ではない」と一蹴。その上で「われわれを混乱させようとするのが彼(マスク氏)の方策だ」と述べた。
オープンAIは非営利組織として発足したが、AIモデル開発に必要な資金を確保するため営利組織への移行を目指している。この複雑な移行では、非営利組織による営利部門支配権の価値を評価する必要がある。
専門家らは、マスク氏の提案によってオープンAIが持つ公正価値、特に組織再編における非営利資産の価値、つまり非営利組織が営利部門の支配権放棄と引き換えに受け取る対価の評価が複雑になると指摘している。
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