
K2_keyleter-iStock
<投資を実施している不動産オーナー160名へのアンケート調査の結果で分かった不動産投資の実態と、始めるにあたって心掛けるべきこととは?>
*写真はイメージです Victoria Paladiy - shutterstock
ビジネスで本質的な問題はどう見つければいいか。元マッキンゼーでエグゼクティブコーチの大嶋祥誉さんは「問題そのものを真の問題と疑似問題に分けて考えるべきだ。『ウサギの角は何本あるか』という問いは、設定や前提が間違っていて疑似問題であり考える意味がない」という――。
感情の乱れを感情の問題として扱わず、解決可能なロジカルな問題として扱う。これこそが感情コントロールの極意です。そのためにはマッキンゼーなどで学んだフレームワークが有効であり、応用可能であるということです。
先に紹介した問題解決の原則4つの他に、ロジカルシンキングの基本として物事を2つに分けることで思考をクリアにするという分解思考があります。
思考が混乱し、モヤモヤした感情をさらに複雑化させるのは、この分解思考ができていなかったり、不十分であることが多いのです。以下、分解思考の代表例を挙げてみましょう。
1.「自他の問題」を分ける(課題の分離)
本来は相手の問題にもかかわらず、自分の問題として捉えてしまい、エネルギーを浪費してしまう場合があります。
たとえば、ある人のために仕事上でいろいろ骨を折ったとしましょう。自分がこれだけやったのだから、相手はきっと自分を好きになってくれるに違いないと期待しがちです。
ところが意外に相手は感謝してくれない。こちらを好きになってくれる気配もない。「おかしい」「どうして?」と思い悩み、「感謝の気持ちがないやつだ」と怒ったりします。
しかし、よく考えてみると、相手が自分に対してどう思うかは相手の問題なのです。他人の自分に対する印象を完全に自分がコントロールしようというのは無理な話ですし、傲慢だと言うこともできます。
自分は相手のことを思い、相手のためになればと思って行動しただけ。その評価はあくまでも相手が行うことであり、相手の問題なのです。
K2_keyleter-iStock
<投資を実施している不動産オーナー160名へのアンケート調査の結果で分かった不動産投資の実態と、始めるにあたって心掛けるべきこととは?>
PATAGONIA FOR THE PLANET
環境意識の高いアウトドア愛好者に人気のブランド「パタゴニア」は、創業者イボン・シュイナードの決断により、その利益の100%が環境NGOによって使われることになった COURTESY PATAGONIAーZUMA PRESS/AFLO
<財団が営利企業を経営することは珍しくないが、超富裕層による「慈善資本主義」の危険性もある。このジレンマにパタゴニアはどう挑戦するのか>
Nikada-iStock
<あらゆる人間関係の基礎となる「相手との対話」。過去3年間で最も読まれたビジネス書など、テッパンの「話し方」本を紹介>
Sarawut Kh-Shutterstock
<学ばない人をリスキリング人材に変えるにはどうすればいい? 日本にリスキリングを普及させてきた後藤宗明氏に話を聞いた>
4-Day Workweek Benefits
週4勤で集中的に働けばストレスは減るかもしれない AZMAN JAKA/ISTOCK
<労働時間の短縮はストレスを軽減させ、仕事を効率化し、ワークライフバランスを改善させることがわかっていても、なかなか踏み切れない週休3日制>