最新記事

ビジネス

上半期に最も「要約」が読まれた本は? 注目は「コミュニケーション」と「やる気」

2022年6月15日(水)16時57分
flier編集部
本とアイデア

bowie15-iStock

<2022年上半期、本の要約サービス「flier」で人気だった本のトップ10ランキングからは、新しい働き方に対応する方法に現代人が悩んでいることが分かる>

※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。

2022年上半期に、本の要約サービス「フライヤー(flier)」で最も読まれたのは、『できる人は、「これ」しか言わない』でした!

そのほかにも、『大人の雑談力』や『史上最高にわかりやすい説明術』、『1分で話せ』といった、コミュニケーションへの関心の高さを思わせる本が注目されています。

この記事では、ベスト10にランクインした本をご紹介します!

2021年の年間ランキングはこちらから。
※ランキングはflier有料会員の閲覧にもとづいて作成されています。

1位 『できる人は、「これ」しか言わない』

220615fl_brb02.jpg

できる人は、「これ」しか言わない
 著者:大塚寿
 出版社:PHP研究所
 flierで要約を読む

伝えたいことが伝わらない。話を聞いてもらえない。もし、一言で相手の心をつかむことができたなら――。『できる人は、「これ」しか言わない』は、できる人が発している「短くて強い言葉」の秘密を解き明かします。

リモート会議の画面越しでは特に、「一瞬で心をつかむスキル」が求められます。あなたの人生を動かすかもしれない言葉の力は、人と関わる機会が貴重になったいまだからこそ必要なのかもしれません。

いままさに高まっているニーズに対してダイレクトに応えてくれる、みんなが読みたかった一冊です。

2位 『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』

220615fl_brb03.jpg

面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本
 著者:内藤誼人
 出版社:明日香出版社
 flierで要約を読む

家から出たくない、何をするにも何となくおっくう――。そう思ってしまうのは、ある意味で自然な人間の心理でしょう。

本書には、ついつい怠けがちな心を奮い立たせるノウハウがいっぱい。環境や仕組みを変えて習慣化することにより、「面倒くさいこと」を「面倒くさいと感じなくする」のです。

会社以外の場所で仕事しようにも、人の目がないとエンジンがかかるまでに時間がかかる人もいます。本書で「仕事で本気を出すのは全体の2割とし、8割は手を抜く」といったコツを押さえ、ものぐさな自分にサヨナラしましょう。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米、農場やホテルでの不法移民摘発一時停止 働き手不

ワールド

米連邦最高裁、中立でないとの回答58%=ロイター/

ワールド

イスラエル・イラン攻撃応酬で原油高騰、身構える投資

ワールド

核保有国の軍拡で世界は新たな脅威の時代に、国際平和
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?...「がん」「栄養」との関係性を管理栄養士が語る
  • 2
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 3
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波でパニック...中国の輸出規制が直撃する「グローバル自動車産業」
  • 4
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
  • 5
    林原めぐみのブログが「排外主義」と言われてしまう…
  • 6
    メーガン妃とキャサリン妃は「2人で泣き崩れていた」…
  • 7
    若者に大不評の「あの絵文字」...30代以上にはお馴染…
  • 8
    さらばグレタよ...ガザ支援船の活動家、ガザに辿り着…
  • 9
    ハルキウに「ドローン」「ミサイル」「爆弾」の一斉…
  • 10
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 5
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 6
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 7
    今こそ「古典的な」ディズニープリンセスに戻るべき…
  • 8
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 9
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 10
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中