最新記事
中国アップル、中国本土の直営店全店で営業再開 1カ月ぶり新型コロナウイルス感染治まり
米アップルが、中国本土にある直営店全42店舗の営業を再開したことが、同社の中国ウェブサイトで分かった。写真はアップルのロゴ。北京の店舗で2018年12月撮影(2020年 ロイター/Jason Lee)
米アップルが、中国本土にある直営店全42店舗の営業を再開したことが、同社の中国ウェブサイトで13日分かった。これらの店舗は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて1カ月以上閉鎖されていた。
アップルの中国サイトでは、全ての店舗の開店時刻が表示されている。これまでは営業していない店舗もあるとの注意書きがあった。
新型ウイルスの感染拡大を受け、中国本土では春節(旧正月)の連休直前の1月下旬に移動制限が導入され、住民に公共の場を避けるよう呼び掛けていた。これらの措置は2月の大半にわたって維持された。
中国政府のデータによると、アップルの中国でのiPhoneの2月出荷台数は50万台を下回った。
【関連記事】
・一斉休校でわかった日本人のレベルの低さ
・ついにアメリカでも火がついた新型コロナ危機「数百万人が感染しかねない」と米高官
・スペイン、首都マドリードで新型コロナウイルス患者急増 保健当局「医療対応に限界」
2020年3月17日号(3月10日発売)は「感染症 vs 人類」特集。ペスト、スペイン風邪、エボラ出血熱......。「見えない敵」との戦いの歴史に学ぶ新型コロナウイルスへの対処法。世界は、日本は、いま何をすべきか。