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台湾の中心で「武力統一」を叫ぶ......言論の自由を利用する中国
台湾の寛容さを利用する中国
台湾の民主活動家・李明哲(リー・ミンチョー)は以前、台湾のSNSで大陸の政治犯を人道的に応援した。李は17年3月にマカオ経由で広東省に入った後、中国当局に拘束され、国家政権転覆罪で5年間投獄された。台湾当局によると、24年7月までに中国で拘束された台湾人は少なくとも15人。中国政府は台湾独立派に最高刑の死刑を適用する指針も公表した。
中国政府の容赦ない対応と比べ、台湾に住む「陸配」らが台湾でいくら中国統一を主張しても、それだけでは逮捕・起訴されない。せいぜい社会から反発や議論を招くぐらいで、どんなにひどくても台湾から退去を命じられるだけだ。
中国政府や愛国者は台湾の寛容さを利用して、自国の利益やイデオロギーを広げている。今回の事件は、言論の自由の乱用に対する頼政権の反撃だろう。民主社会の自由は必ずしも無条件・無制限ではない。実際に中国軍がやって来たら自分たちがどうなるか、陸配たちは想像したことがないのだろう。
ポイント
让🇨🇳插遍台湾
「中国国旗を台湾に差しまくれ!」。風刺画のモチーフは中国のことわざ「葉公好龍」。龍の絵が大好きだった葉公が実際に龍を見たら逃げ出した故事に基づく。口先だけの意味。
陸配
台湾政府は1993年、台湾人と結婚した大陸出身者の居住を許可。コロナ禍で大きく減ったが、コロナ禍前の2012年には年間1万2000人の大陸出身者が台湾人と結婚していた。
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