コラム

「落書き」は脳を刺激する良い習慣/Disconnect between(ずれがある)

2017年04月17日(月)11時11分

登場するボキャブラリー

【norm】行動様式、規範、基準。ブラウン氏によると、何かを学ぶべき場においては、落書きをしてはいけないという強い文化的なnormがあるそうです。

【megalomaniacal】誇大妄想的な。ある人物がダボス会議の最中にしていた落書きが発見されると、それを分析する人がいて、書いた人物はmegalomaniacalだと判断したそうです。

【the real deal】正真正銘のこと、本当の話。落書きに関する誤解や神話を紹介した後、その実際の姿を説明する前に、ブラウン氏はこの表現を使っています。

【preemptive measure】先手を打つこと、先回りした対策。ブラウン氏によると、落書きは集中を維持するためにpreemptive measureであるのだそうです。

【precursor to】~の先駆け、前兆。ブラウン氏の意見では、落書きは私たちの偉大な文化的遺産のprecursorにもなっています。

【under no circumstances】どんな事情があっても~しない、どんな場合でも~しない、決して~しない。ブラウン氏が主張しているのは、under no circumstances 落書きを禁止するべきでないということです。

【nemesis】歯が立たない敵、悪の根源。ブラウン氏によると、落書きは知的思考のnemesisではありません。

プロフィール

ロッシェル・カップ

Rochelle Kopp 異文化コミュニケ−ション、グローバル人材育成、そして人事管理を専門とする経営コンサルタント。日本の多国籍企業の海外進出や海外企業の日本拠点をサポートするジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創立者兼社長。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営大学院修了(MBA)。『シリコンバレーの英語――スタートアップ天国のしくみ』(IBC出版)、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)など著書多数。最新刊は『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』(共著、クロスメディア・パブリッシング)。

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