コラム

相次ぐ黒人男性の殺害、どうしたら偏見を乗り越えられるか/Double down on(~に倍の力を入れる)

2016年02月28日(日)16時12分

登場するボキャブラリー

【call to action】行動を誘引する言葉。このTED Talk を見ている人に対して、マイアズ氏はcall to actionをかけようとしています。

【denial】現実から目をそらす状態。マイアズ氏は、自分の偏見に関してdenialから脱出する必要があると述べています。

【default】既定値、デフォルト・モード、自然な状態。コンピューターの用語がより一般的な意味で使われるようになった言葉。マイアズ氏が自分の偏見を意識した話を紹介した際、その偏見を持つのは自分にとってdefaultだと認めています。

【unconscious bias】無意識的な偏見。マイアズ氏がunconscious biasについて学者が気づいたのは最近になってからだと説明しています。

【intentional】計画的な、意図的な、故意の。マイアズ氏は若い黒人の男性と意図的に友人になることを勧めています。

【authentic】真の、真正の。マイアズ氏が聴衆に問いかけているのは「若い黒人とどれほど多くのauthenticな人間関係を持っていますか?」ということです。

【how you roll】自分の行動様式、自分の自然な行動パターン。マイアズ氏は、自分のhow you rollから大きく外れて、人をより多く知るようにと勧めています。

【put it out there】発現する、宣言する、公にする。マイアズ氏は自分からの3番目の勧めは、難しい内容だけれどもこのTED Talkでput it out thereをしたいそうです。

プロフィール

ロッシェル・カップ

Rochelle Kopp 異文化コミュニケ−ション、グローバル人材育成、そして人事管理を専門とする経営コンサルタント。日本の多国籍企業の海外進出や海外企業の日本拠点をサポートするジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創立者兼社長。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営大学院修了(MBA)。『シリコンバレーの英語――スタートアップ天国のしくみ』(IBC出版)、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)など著書多数。最新刊は『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』(共著、クロスメディア・パブリッシング)。

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