プレスリリース

キルギス共和国経済商務省観光局、日本で初めてのキルギス・デスティネーションセミナーを開催

2025年10月14日(火)10時30分
キルギス共和国経済商務省観光局は、2025年9月30日にパティーナ大阪でキルギス・デスティネーションセミナーを開催しました。
キルギス共和国サディル・ジャパロフ大統領が2023年11月17日から20日まで日本を公式訪問した際の合意に伴い、旅行会社、ランドオペレーター、旅行業界専門誌、メディア関係者を対象に、大阪・関西万博の視察やセミナーを含むイベントを開催し、観光地の認知度向上、新たな観光商品の開発、日本人観光客数の増加を目指しました。


冒頭では、キルギス共和国経済商務省観光局 サステイナブル開発・国際協力部チーフスペシャリストのアイスルー・アバキロワより、9月25日より28日までAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)にて開催されたツーリズムEXPOジャパン2025において、キルギス共和国経済商務省観光局は日本旅行業協会(JATA)と観光分野に関する相互協力覚書が締結されたと述べました。
また、二国間における観光業界の関係強化、及び観光を通しての交流の拡大やさらなる関係構築へと、今後発展させることを強調しました。

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キルギス共和国経済商務省観光局 サステイナブル開発・国際協力部チーフスペシャリストのアイスルー・アバキロワ

日本旅行業協会(JATA)原 優二副会長は、今年6月に開催されたFAMツアーにより今後のキルギスツアー造成などの期待が高まっていること、今後旅行業界全体で盛り上げていくと述べられました。

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日本旅行業協会(JATA)原 優二副会長

キルギス観光開発支援基金チーフスペシャリスト アイザン・アマンゲルディエヴァは、観光分野における具体的なキルギスの魅力を紹介。
従来定番のルートである隣国カザフスタンから陸路での入国の他、昨年、仁川―ビシュケク線が新規就航したことなどで、キルギスの首都ビシュケクまでのアクセスもさらに便利になったこと、「シルクロードの真珠」と呼ばれるイシククル湖や、天山山脈や緑に囲まれた美しい大自然、遊牧民文化、手工芸、人気料理やショッピングなどが具体的に紹介しました。
特に遊牧民文化の一つであるフェルトの手工芸品は、日本人にも好まれるおしゃれな商品などが多く、首都ビシュケクではショッピングも楽しめることもアピールしました。
キルギスの伝統競技で騎馬ラグビーのような「コクボル」などの伝統スポーツが競われる大会「ワールド・ノマド・ゲームズ」が2026年にキルギスで開催予定です。

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キルギス観光開発支援基金チーフスペシャリスト アイザン・アマンゲルディエヴァ

また、会場のパティーナ大阪には、キルギスの伝統料理「ボルソック」を特別に作っていただきました。参加者の他、キルギスからの来日者にも美味しいと好評で、ボルソックに付けられるハチミツは、アリエンタコーポレーションよりキルギス産ハチミツがこのセミナーのために提供されました。商談の他、味を通してキルギスが体感できた貴重な機会となりました。

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キルギスの伝統料理「ボルソック」とキルギス産ハチミツ

中央アジアに位置するキルギスは、「中央アジアのアルプス」とも称され美しく豊かな自然に魅了されます。治安も安定し、人々の温かさにも心動かされる、非常に魅力的なデスティネーションとして位置づけられます。

大自然に囲まれてシルクロードに馳せるツアーの他、キルギスの伝統文化や遊牧民文化の体験や、新デスティネーションとして中央アジア、キルギスが今後注目されていくだろうという期待が日本国内でも高まっているため、今後の積極的なキルギスツアーの造成、販売が期待されます。


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プレスリリース提供元:@Press
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