エジプト「復興サミット開催」主張...ガザ停戦へ4カ国が文書署名

トランプ米大統領は、パレスチナ自治区ガザの和平を巡る首脳会議で、エジプト、カタール、トルコと共にガザ停戦に関する文書に署名した。13日、シャルムエルシェイクで撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)
トランプ米大統領は13日、エジプトで開催されたパレスチナ自治区ガザの和平を巡る首脳会議で、仲介役を務めたエジプト、カタール、トルコと共にガザ停戦に関する文書に署名した。
トランプ大統領は会議に先立ち、エジプトのシシ大統領と会談。ガザ停戦を巡り「シシ大統領は非常に重要な役割を果たした」と述べ、謝意を示した。
シシ大統領は、パレスチナとイスラエルと共存する「2国家解決」案こそが和平に向けた唯一の道になると改めて表明。エジプトはガザ復興サミットを主催すると述べた。エジプト大統領府によると、シシ氏はトランプ氏のほか、フランス、トルコ、カタールなどの首脳と会談。ガザ地区の停戦履行のほか、今後の復興に向けた取り組みについて協議した。
トランプ氏はガザ地区の復興がこれから始まるとし、復興には非武装化が必要になるとの認識を示した。
