Karen Freifeld

[13日 ロイター] - 米商務省は13日、人工知能(AI)向け半導体の輸出規制を見直すた⁠めに準備していた新たな規則案を撤回した。政権内で意見が対立し調整が難航したとみられ、公表⁠から2週間余りでの取り下げとなった。トランプ⁠政権が掲げるAI優位性の確立を巡っては、方針転換が続いている。

AI半導体を輸出する国について、バイデン前政権が国別の3分類方式を⁠採用していたのに対し、新案には米国内データセ⁠ンタ⁠ーへの投資や安全保障上の保証を条件とする仕組みが盛り込まれていた。元政府高官は、規制案が取り下げられたのは、国際⁠的なAI覇権の達成と安全保障上のリスクへの対応について、政権内で意見がまとまっていないためだとの見方を示した。

政府関係者は「もともと草案であり、議論は予備的な段⁠階だった」と説明した。

商務省は今後も「安全な米国製テクノロジー輸出の推進」を掲げる一方で、前政権時代のルールに戻る考えはないとしている。

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