プレスリリース

「一般社団法人 日本カート協会」の設立準備を開始 ~カートを通じて、健全なモータースポーツ文化を未来に継承する~

2025年06月10日(火)16時30分
このたび、カート競技の普及および振興を通じて、健全なモータースポーツ文化を未来に継承することを目的に、一般社団法人 日本カート協会(Japan Karting Association、以下「JKA」)の設立準備を開始いたしました。


■設立の目的・ビジョン
JKAは、「カートを通じて、健全なモータースポーツ文化を未来に継承する」ことをビジョンに掲げ、子どもたちが夢を追い、挑戦し、成長できる環境の整備を推進してまいります。
特に、次世代のレーシングドライバーや優秀な競技支援人材(コーチ、審判、オフィシャルなど)の育成に注力し、業界全体の活性化に広く貢献します。

将来的には、地域・メーカー・教育機関・自治体など各セクターの強みを活かした連携体制を構築し、日本の総力を結集した未来につながる育成の好循環モデルの創出を目指します。

さらに、カートのすそ野を広げる活動として、体験イベントや地域連携を通じて、誰もが気軽にカートに触れられる環境づくりを進め、子どもから大人までがモータースポーツに親しめる文化の定着を図ってまいります。


■代表理事就任
代表理事には、プロレーシングドライバーの山本尚貴が就任いたします。

<代表理事 山本尚貴>
このたび、日本カート協会の代表理事を務めることになりました山本尚貴です。

私自身、6歳でカートを始め、国内外の選手権を経験し、既存の育成システムの中で成長してきました。そして今、こうしてトップカテゴリーでレースを続けられているのも、多くの方々の支えと環境があってこそだと実感しています。

今回立ち上げた日本カート協会では、若い選手たちが国内はもちろん、世界の舞台を目指して挑戦できるよう、明確なステップを用意したいと考えています。そして、カートがモータースポーツの"原点"として、もっと多くの人に親しまれ、スポーツとして社会に根付いていくことを目指していきます。

選手の育成はもちろん、これからカートを始めたい方、ホビーとして楽しんでいる方にも、カートの魅力をもっと知っていただけるよう、カートの裾野を広げる活動にも全力で取り組んでいきたいと思います。

これまで日本のモータースポーツを築き上げてこられた先輩方の想いを受け継ぎ、業界のみなさんと手を取り合いながら、次の時代にふさわしい仕組みを、少しずつでも育てていけたらと願っています。

まだ始まったばかりの小さな一歩ではありますが、未来を担う子どもたちにとって大きな希望となれるよう、努力してまいります。どうか温かいご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


■「2025年 JKA 有望選手発掘夏合宿」開催予定
JKAでは、カート競技に取り組む次世代選手の発掘と育成を目的とし、「2025年 JKA 有望選手発掘夏合宿」を以下の通り実施予定です。

・日程:2025年8月18日(月)~20日(水)
・会場:オートパラダイス御殿場
・対象:カデットクラス(ジュニア選手権参戦を目指す選手)

本合宿にて特に優秀と認められた選手には、2026年シーズンにおいてJKAからの活動支援が提供される予定です。
詳細は今後改めて発表いたします。


なお、一般社団法人 日本カート協会の正式な設立に関する発表は、近日中に改めてご案内申し上げる予定です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

国連安保理が緊急会合、イランとイスラエルが非難の応

ワールド

イラン、米との協議「無意味」 イスラエル攻撃巡り不

ワールド

イランとイスラエル、再び相互に攻撃 テヘラン空港に

ワールド

焦点:トランプ減税法案、米重要鉱物企業を直撃 税控
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 2
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生きる力」が生んだ「現代医学の奇跡」とは?
  • 3
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波でパニック...中国の輸出規制が直撃する「グローバル自動車産業」
  • 4
    【動画あり】242人を乗せたエア・インディア機が離陸…
  • 5
    ゴミ、糞便、病原菌、死体、犯罪組織...米政権の「密…
  • 6
    メーガン妃がリリベット王女との「2ショット写真」を…
  • 7
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未…
  • 8
    「結婚は人生の終着点」...欧米にも広がる非婚化の波…
  • 9
    先進国なのに「出生率2.84」の衝撃...イスラエルだけ…
  • 10
    世界一人口が増えているのはイスラム教徒――若さと出…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラドールに涙
  • 3
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 4
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタ…
  • 5
    ふわふわの「白カビ」に覆われたイチゴを食べても、…
  • 6
    ひとりで浴槽に...雷を怖れたハスキーが選んだ「安全…
  • 7
    猫に育てられたピットブルが「完全に猫化」...ネット…
  • 8
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 9
    プールサイドで食事中の女性の背後...忍び寄る「恐ろ…
  • 10
    救いがたいほど「時代錯誤」なロマンス映画...フロー…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中