ウクライナ第2の都市に集中的な無人機攻撃、3人死亡・64人負傷=当局

ウクライナ東部ハルキウ市当局者らは11日、ロシアによる夜間の9分間の無人機攻撃で少なくとも2人が死亡し、子どもを含む54人が負傷したと発表した。写真は6月4日、 ハルキウで撮影(2025年 ロイター/Vitalii Hnidyi)
[ハルキウ 11日 ロイター] - ウクライナ第2の都市、東部ハルキウでロシアによる夜間9分間の集中的な無人機攻撃があり、3人が死亡、子ども9人を含む64人が負傷した。ウクライナ当局者が11日に明らかにした。
テレホフ市長はメッセージアプリ「テレグラム」で、無人機17機が5階建てアパート15棟を攻撃したほか、市の他の場所にも被害をもたらしたと説明。「数階建てのビル、民間住宅、遊び場、企業、公共交通が直接攻撃された」と述べた。
ウクライナのゼレンスキー大統領はテレグラムに「毎日、ロシアから卑劣な攻撃がある」と投稿。ロシアに対する圧力が十分ではないと訴えた。
ハルキウ州のシネフボウ知事はテレグラムで、負傷者のうち2歳の少女と15歳の少年を含む9人が病院に搬送されたことを明らかにした。
ウクライナ軍によると、ロシアは一晩で計85機のドローンを発射。そのうち40機を撃墜したという。
ロシアは攻撃についてコメントしていない。