韓国、人口1000万の大都市で自動運転を実用化 ソウル首都圏がレベル3技術の実証拠点に
ソウル市中心部、江南区と瑞草区の一部で深夜に運行されている自動運転タクシー(写真撮影=筆者)
<人口密集地域で自動運転バスの定期運行を世界で初めて実現、さらに自動運転タクシーまで>
自動運転技術が世界的に注目を集め、日本では茨城県の境町や常陸太田市などでコミュニティーバスでの自動運転技術が導入されているが、韓国ソウルでも自動運転タクシーと自動運転バスの実証試験が行われている。
自動運転にはシステムが運転手を支援するレベル1とレベル2、システムが主に運転するレベル3とレベル4、完全自動運転のレベル5があり、ソウルの実証実験はシステムの要請に応じて運転者が対応するレベル3となっている。
自動運転タクシー
2024年9月26日、ソウル市は自動運転タクシーの実証実験を開始した。現在3台の試験車両が、平日深夜11時から朝5時まで江南(カンナム)区と瑞草(ソチョ)区の一部約11.7平方キロメートルのエリアで運行されている。江南地区は、ソウルで最も短距離移動が多いエリアで、自動車での移動の約3割が3キロメートル以下だという。利用者は通常のタクシーと同様に配車アプリ「カカオT」で自動運転タクシーを指定して呼び出すことができ、運賃は無償となっている。
試験車両には2005年にベンチャー企業として設立されたソフトウェア開発会社SWMの社員が運転助手として同乗し、4車線以上の道路は自動運転、住宅街などの狭い路地やスクールゾーンでは運転助手がハンドルを握るが、4車線以上の道路でも周囲の状況によって手動運転に切り替える。
ソウルを行き交う一般車両は急発進や急制動、急ハンドルなどが日常茶飯事で、路上駐車も少なくない。そんななかを自動運転タクシーは交通法規を厳守しており、運転助手は安全運転を自慢する。実際、一般タクシーより安全という印象だった。
市では今年下半期、自動運転タクシーを7台に増車し、また試験範囲を江南区のほぼ全域に拡大する計画で、早ければ年内にも有償運行を開始したい考えだ。

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