夏場は6時間待ちも! 日本で今「かき氷」がブームの理由
38年ぶりに復刻した家庭用「きょろちゃん」
調理家電メーカーのタイガー魔法瓶は、2016年、家庭用の氷削り器「きょろちゃん」を38年ぶりに復刻し販売した。発売からわずか3カ月で、2016年度の販売計画を達成するほどの売れ行きだったという。復刻の理由は、「今は手に入れられないのでしょうか?」という問い合わせがあったことがきっかけだとか。
かき氷人気について尋ねたところ、同社ソリューショングループ宣伝広報チームの結城咲さんは「これまでもかき氷は日本人に親しみのある食べ物でしたが、韓国や台湾などからフルーツをトッピングした見た目のかわいいものが入ってきたことで、インスタグラムなどの"SNS映えするおしゃれなスイーツ"として新たに見直されたことが理由ではないでしょうか」と、やはりSNS受けを人気の理由に挙げた。

次に話を聞いたのが、日本かき氷協会の小池隆介代表だ。同協会は「かき氷コレクション」という催しを主催するなど、国内のかき氷の発展に寄与してきた団体である。
小池代表はかき氷店に行列が絶えない理由を、「店それぞれに色や形のバリエーションがあって、写真を見るだけでも楽しい」と語る。写真映えすることに加え、「かき氷は作るのにも、食べるにも時間がかかる。テイクアウトできず、その場でしか食べられない」と人気の要因を指摘する。他のスイーツにあまりない「体験型」としての魅力もあるということだ。

小池代表によれば、現在、かき氷には第三次ブームが訪れていると言う。第一次ブームは、甘味処や和菓子店がかき氷を出していた古き良き時代。和菓子屋の売り上げは夏に落ちる傾向にあるため、かき氷がそれを補う存在となっていた。
第二次ブームは、たい焼きや今川焼きなどを扱う店舗や、祭りの屋台のような店舗がかき氷を扱うようになった頃。かき氷の裾野が大きく広がった時代だ。その次にやって来たのが、第三次かき氷ブームだ。
【参考記事】クラフトビールの「第3次」ブームが、これまでとは違う点
小池代表が「老舗ながらかき氷ブームを牽引してきた、ぜひ知ってもらいたい店のひとつ」と教えてくれたのが、東京・目白にある「志むら」だ。夏場になると、3台あるかき氷器をフル稼働させても、3~4時間待つこともあるというこの店もまた、押しも押されもせぬ人気店。ここもやはり、天然氷を扱っている。
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